

教育学科
【発達教育学部】人形劇演習~人形劇に取り組みます!~(松崎先生)。
人形劇演習の授業が始まりました。
この授業では、子どもにとっての人形劇の意義や保育・教育現場での活かし方について、脚本や人形づくりから演じるまでの全過程を通して学びます。
第1回の授業では、プロの人形劇団の上演を幼稚園の子どもたちと一緒に観劇します。これは、まず実際に観劇し人形劇という舞台芸術を知ること、あわせて、子どものための人形劇をつくるにあたり子どもがどのように人形劇を観て楽しむか実態を知ること、この2つをねらいとしています。
今年度は、大阪の人形劇団クラルテに「かってなくま」を上演していただきました。子どもたちは、次々に登場する動物たちの動きに声を立てて笑ったり、それぞれの台詞に「ちがうよー」「かわいそうだね」などと反応したり、ラストシーンでは「くまってやさしかったんだね」と友だちと微笑みあったり…学生たちはそんな子どもの姿に目をとめ大人との観劇の違いを発見していました。
観劇後には、舞台裏や人形の構造を見せていただいたり、クラルテの代表作「11ぴきのねこ」や「ハムレット」の人形を手に取って動かしてみることにも挑戦させていただきました。
1月には、再び幼稚園の子どもたちを招待し、今度は学生たちのつくった人形劇の発表会を開催します。子どもたちに楽しんでもらえることを目標に、これから人形劇づくりに取り組みます!
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11ぴきのねこの人形を動かしてみました -
舞台や人形の構造を詳しく見させていただきました -
幼稚園の子どもたちと一緒に観劇しました