教育学科
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【発達教育学部】京都幼稚園での「パターン」に関する保育実践(坂井先生)
6月27日に、大学との連携活動の一環として、年長組さんの子どもたちと「パターンをかんじよう・つくろう・たのしもう」という保育を行いました。この保育は、①繰り返しパターンになる「まとまり」を意識して,図形のパターン作りを楽しむことや、②リズム・動きなどの異なる表現を用いて,繰り返しパターンを表すことを楽しむことをねらいとしています。算数の基礎という意味では、「同じ・違う」という観点への着目、「1つのまとまり」への着目、「1対1の対応関係」への着目という数学的な見方に基づいた思考の育成にもつながります。
パターンクイズを通してパターンの意味を知ったり、グループでお気に入りのパターンを作ったりしました。お友達の並べた後の続きを並べたり、パターンになっているかを確かめて間違いに気付いたり、協力して色々なパターンを作ることができました。また、お気に入りのパターンを置き換えたリズムや動きパターンも紹介し合いました。それぞれのグループの発表をみて、続きをまねしたり、みんなで試したり、頭と体を使って楽しみました。 身の回りには、形、色、音、リズム、動きなど、色々なパターンが隠れています。みなさんもパターンという視点から身の回りを観察してみてください。