【データサイエンス学部】必修科目「入門演習II」にて企業でのデータサイエンス利活用についてご講演いただきました－その２－

データサイエンス学部の必修科目「入門演習II」では自治体や企業から講師をお招きし，実際の現場でのデータサイエンス活用事例に関するご講演をいただき，学生のデータサイエンスに対する理解を深めています．「入門演習II」では全３回おこないます．本記事ではその第２回のご講演について紹介します．
第２回の11月26日（水）は１回生の約100名の学生が，エイツーヘルスケア株式会社，株式会社ベネッセコーポレーションの合計2つの企業からの講演を拝聴し，データサイエンス活用事例について学びました．

エイツーヘルスケア株式会社のご講演では，人材戦略部採用室　高橋様，データサイエンス本部クリニカルデータソリューション部　木下様，データサイエンス本部データサイエンスソリューション部　山添様より，「医薬品開発・育薬に関わるデータサイエンスの仕事紹介」をテーマに，医薬品開発の流れから，その中でのデータサイエンスの役割やその活用事例についてご講演いただきました．特に，医薬品開発・育薬でのデータ活用のための細かい役割や専門性について，業務内容をもとに説明していただきました．さらに，先輩社員パネルディスカッションを行っていただき，データサイエンス学部で学ぶ学生への熱いメッセージをいただきました．

株式会社ベネッセコーポレーションのご講演では，ベネッセ教育総合研究所　北條様より「「教育×DS」で教育の未来を変革する：研究開発の現場から」をテーマに，教育分野でのデータサイエンスの活用法について，実際の業務をもとに紹介していただきました．現在，教育現場でどのような問題意識や課題が存在しているか，そして，その課題を解決するためのデータサイエンスの活用事例や必要なスキルについて紹介していただきました．教育の題材は学生にとってなじみ深く，自身が受けてきた教育に今まさに学んでいるデータサイエンスが応用されていることを知ることができました．

質疑応答も活発に行われ，全体を通して，データサイエンスの活用において，現場とのコミュニケーションの重要性や自身の専門性を活かすためのマインドについて気づかされる良い機会となりました．