Follow Us

データサイエンス学科

#データサイエンス学科

【データサイエンス学部】データサイエンス学部専門発展科目「データサイエンス実践概論」にて企業よりゲストスピーカーをお招きしました.

 データサイエンス学部専門発展科目「データサイエンス実践概論」では,企業・自治体からゲストスピーカーをお招きし,実際のデータサイエンス活用事例を通じて、大学で学ぶ知識と現場の実践とのつながりについて理解を深めます.第8回(11月18日(火)実施)の講義では,株式会社NTTデータ数理システムとソフトバンク株式会社よりゲストスピーカーをお招きしご講演いただきました.
 第8回の講義前半では,株式会社NTTデータ数理システム取締役経営企画部長の小木しのぶ様より,「企業におけるデータサイエンスの実際」と題し,数理科学とコンピュータサイエンスによるビジネス・業務課題の解決など,同社で実際に行われるデータ分析の実例をご紹介いただきました.また,近年のAIの進化に伴い,統計学や機械学習の知識以外にデータサイエンティストに要求される力とは何かについて詳細な資料をもとに丁寧にご説明いただきました.講演の最後には,データサイエンスだけではビジネスは成り立たず,データサイエンスの基礎知識を持っていることを前提に業務理解やルールドリブン技術がビジネスでは必要となることについてお話しいただきました.
 講義後半では,ソフトバンク株式会社テクノロジーユニット統括プロダクト技術本部IoT技術統括部統括部長の出口美樹様より「多様な才能が輝く場所-ソフトバンクの仕事と働き方-」をテーマにご講演いただきました.講演では,同社IoT技術統括部を中心にAI・データ・通信技術を活用した全国の自治体が抱える「人手不足」と「アナログな環境」という共通の課題の解決を目指した取り組みについてご説明いただきました.合わせて,同社内でのキャリア開発支援の制度,世界で最もAIを活用する企業グループを目指すソフトバンクグループで行われる生成AI活用コンテストや女性社員の活躍状況などについてもご紹介いただきました.講演の最後には,女性技術者として学生へ向けたアドバイスと激励のメッセージを頂戴しました.
 講義を通して,学生たちはデータサイエンスの活用現場の中でデータサイエンティストが現在または今後要求される知識やスキルについて学ぶとともに,生成AIやIoT技術を活用する企業の業務や女性技術者の働き方などについて知ることのできるよい機会となりました.
 
  • 株式会社NTTデータ数理システムによるご講演の様子(講演者:小木 しのぶ 氏)
  • ソフトバンク株式会社によるご講演の様子(講演者:出口 美樹 氏)