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データサイエンス学科

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【データサイエンス学部】データサイエンス学部専門発展科目「データサイエンス実践概論」にて農林水産省近畿農政局よりゲストスピーカーをお招きしました.

 データサイエンス学部専門発展科目「データサイエンス実践概論」では,企業・自治体からゲストスピーカーをお招きし,実際のデータサイエンス活用事例を通じて,大学で学ぶ知識と現場の実践とのつながりについて理解を深めます.第4回(10月14日(火)実施),第5回(10月21日(火)実施)の講義では,農林水産省近畿農政局よりゲストスピーカーをお招きし,行政でのデータサイエンス活用事例とQGISを活用したデータ分析演習を実施していただきました.
 第4回の講義前半では,近畿農政局統計部経営・構造統計課 構造統計係長の坂口隼人様より,「農林業センサスの概要とデータ活用」をテーマに日本国内の農林業を営む全ての経営体を対象として行われる基幹統計調査である農林業センサスについてお話いただくとともに,実際に調査が行われる一連の過程や調査結果(農林水産統計データ)を取得する方法についても丁寧にご説明いただきました.
 講義後半では,近畿農政局地方参事官室(京都府拠点) 総括農政推進官の平野正和様より「「地域の農業を見て・知って・活かすDB」の活用」と題して,地理空間情報データを扱うソフトウェアQGIS,農林水産省が公開する「地域の農業を見て・知って・活かすDB」からのデータ取得方法とそれらを活用した分析事例などについてご紹介いただきました.
 第5回講義では,「「活かす DB」を活用した QGIS 操作実習」として,第4回講義に引き続き平野様より,QGISを用いて農林業センサスデータの可視化を行う演習を行っていただきました.実習では,QGISでのデータの読み込み,地図上への可視化,画像出力という一連の操作について資料をもとに丁寧にご説明いただきました.また,近畿農政局の職員の皆様にも学生のサポートに入っていただき,学生らも各自のPCで操作を行いながら,理解を深めることができました.
 2回の講義を通して,学生らは行政(農林水産省)によって実施される統計調査の意義と,その調査結果として得られるデータの取得・活用方法について体系的に学ぶとともに,QGISを活用したデータの可視化方法を実践する貴重な経験を得ることができました.
 
  • 近畿農政局によるご講演の様子(第4回,講演者:坂口 隼人 氏)
  • 近畿農政局によるご講演の様子(第5回,講演者:平野 正和 氏)
  • QGISの操作実習の様子(第5回)