教育学科
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【発達教育学部】幼稚園教諭として活躍する卒業生をお招きしてお話をうかがいました。
「保育・教職実践演習」の授業において、本学発達教育学部児童学科を7年前に卒業し幼稚園教諭として活躍されている藤井優希先生をお招きし、お話をうかがいました。
先生になる喜びと責任を感じつつ日々悩みながら保育に取り組んだ1~2年目、少しずつ余裕が持てるようになり子どもがよく見えるようになってきた3年目、子どもの成長の姿に感動しつつ自分はこれでいいのかと思いながらも悩みを言葉にできるようになった4~5年目、そして、見通しをもって子どもの育ちを支えていけるようになってきた6~7年目。
ご自身の保育者としての7年間を、出会った子どもたちの具体的な姿と一人ひとりをどう受け止めどうかかわってきたか、そこで感じたことや考えたことを具体的に語ってくださったお話は、4月から保育者となる学生たちの胸に強く響いたようでした。
学生からは、「保育者になることへの不安が大きかったのですが、保育者としての将来の見通しが少し立った気がして、ありがたいお話でした」「子どもの目線に立つとか気持ちを理解することの大切さはわかっていましたが、そのためには日常にある小さな喜びに気付けることが大切だと思いました。私も、子どもとともに楽しめる保育者になりたいです」などの感想がありました。
藤井先生の「子どもが好きだけじゃやってられないけれど、好きじゃないとやっていけない」という最後の言葉は、保育者となる学生たちへの心強いエールとなりました。