

史学専攻
博士前期課程
日本史・東洋史・西洋史の3研究領域を設け、それぞれの専門領域を深めるとともに、総合的で学際的な歴史の究明をもめざしています。日本史・東洋史の研究領域に、西洋史研究領域を加えることにより、日本とアジアだけでなく地球的な視野のもとで、人文・社会科学的な学識の統合、学際化という時代の要請に応えていきます。
過去の修士論文題目(例)
- 十・十一世紀における女院創設の要因と存在意義
- 古記録からみる院政期の袴着用について
- 鎌倉後期から南北朝期における法家中原氏の動向
- 上田藩松平家における人事管理と足軽の藩官僚的特質
- 近世期における祇園会と都市構造—轅町を中心に—
- 1920年代における日中文人画交流に関する考証—大村西崖の交流活動を中心に
- 張作霖の安国軍総司令就任とその背景—軍閥間の関係性を中心に—
- ヘレニズム期テュロスの文化と社会ーギリシア化の問題を中心にー
- 中世ラインラントにおけるユダヤ人共同体の特異性
- 15-17世紀のフランス・スイス国境地域の魔女裁判
- 16-17世紀ロシアにおけるモスクワの発展と商業構造の変化
博士後期課程
日本史・東洋史・西洋史の3研究領域を設け、研究職や高度な専門業務に従事するために必要な研究能力と豊かな学識を養うことを目的としています。そのため、博士前期課程を修了し、自立した研究者になることをめざす人はもとより、歴史に関する高度な専門知識・教養を身につけ、専門的職業人をめざしている人、博士号の取得をめざしている人に門戸が開かれています。
博士後期課程では、これまで行ってきた研究をさらに深め、博士論文を作成することが究極の目標となります。そのため、入学後には速やかに指導教授の指導を受けて「研究課題」を定め、「研究計画」を提出し、論文完成への見通しを立てます。この間、指導教授はもとより、他研究領域の教員からも助言を受けて、研究成果を発表する機会を設けています。
博士後期課程では、これまで行ってきた研究をさらに深め、博士論文を作成することが究極の目標となります。そのため、入学後には速やかに指導教授の指導を受けて「研究課題」を定め、「研究計画」を提出し、論文完成への見通しを立てます。この間、指導教授はもとより、他研究領域の教員からも助言を受けて、研究成果を発表する機会を設けています。
過去の博士論文題目(例)
- 平安時代の即位儀礼と仏舎利信仰— 一代一度仏舎利使をめぐって—
- 伊勢斎王制度の研究
研究・指導体制
各学生の研究の専門性を深めるために、徹底した個別指導を行うとともに、日本史・東洋史・西洋史の史学全般についても幅広く学べるような教育体制をとっています。
学位
修士の学位…修士(史学)
博士の学位…博士(文学)
博士の学位…博士(文学)
取得できる資格
高等学校教諭専修免許状(地理歴史)/中学校教諭専修免許状(社会)
※ 専修免許状の取得にあたっては、当該教科の『一種免許状』を有する必要があります。