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【キャリア開発センター】<レポート>「課題解決型ワークショップ② Bコース(マルコメ株式会社)」を実施しました!

 

「課題解決型ワークショップ」は、低学年のうちから社会や企業と接点を持ち、企業課題に向き合いながら、社会人として必要な基礎力やマーケティングの考え方を実践的に身につけることを目的とした、1・2年生向けのキャリア教育プログラムです。
本ワークショップは、事前説明会(12月)→申込→事前課題→本編(2月開始)という流れで進行し、学生は5日間にわたって企業から出された課題に対して、考え・調査・企画・提案までを実践しました。今年度は、株式会社近鉄百貨店、マルコメ株式会社にご協力いただき、2コースに分かれて実施しました。

今回はBコース(マルコメ株式会社)をレポートします。Bコースには学科を越えて25名が参加し、5チームに分かれて取り組みました

 

Bコースの連携企業:マルコメ株式会社

長野県に本社を構え、味噌を中心とした発酵食品で国内トップシェアを誇るマルコメ株式会社は、阪神梅田本店の地下1階で味噌・糀(こうじ)・大豆のお肉等を使ったお惣菜専門店「発酵DELICATESSEN(デリカテッセン)」を運営しています。
今回のワークショップでは「日本古来の発酵食品を使って、ヒット商品を考えよう!」という課題を提示いただき、学生はグループに分かれて発酵DELICATESSENの新商品を考えました。

学生は、マルコメ株式会社の自社商品である大豆ミートや糀製品などを駆使し、発酵DELICATESSENの売上No.1である「ケールとキヌアの味噌チーズサラダ」を超える商品の考案・提案に挑みました。また、女性客だけでなく男性客にも発酵DELICATESSENを広く利用いただきたいという企業の思いから、男性客向けの商品提案も課題となりました。

今回のワークショップには、発酵DELICATESSEN担当者およびマルコメ株式会社人事担当者がサポーターとして参加してくださいました。なお、ご担当者はいずれも本学の卒業生であり、学生にとっては、社会で働く先輩の姿を見て触れ合うことで、将来のキャリアを具体的にイメージする貴重な機会にもなりました。

 

ワークショップの実施スケジュール

 ・【DAY0】2/ 5(木):参加学生の顔合わせ、オリエンテーション(オンライン)

 【DAY1】2/10(火):阪神梅田本店の発酵DELICATESSENの見学、課題発表 、
                      
        マーケティング基礎講座(大阪・梅田、天王寺)

 ・【DAY2】2/13(金):グループワーク(オンライン)

 ・【DAY3】2/19(木):中間報告・企業担当者からのフィードバック(オンライン)

 ・【DAY4】3/ 3(火):最終プレゼンテーション・表彰式・懇親会(京都女子大学)

 

ワークショップの初日【DAY0】では、オンラインで参加学生の顔合わせやオリエンテーションを行い、チームリーダー・サブリーダー、チーム名を決定しました。【DAY1】では、阪神梅田本店の発酵DELICATESSENの見学後、企業より課題の詳細説明、講師よりマーケティングの基礎講座を実施。マーケティング基礎講座では、理論だけでなくプレゼンテーションの構成や伝え方のポイントについても学び、今後の学生生活や学内外での発表にも応用できる内容となりました。【DAY2】では、グループで、ターゲットの選定やどのような商品にするのかについて構想を練り、企業のニーズを踏まえた提案内容の素案を作成。また、ワークショップの5日間以外にも、チームごとに個別でオンライン会議を重ねるなど、主体的に取り組む姿が見られました。【DAY3】の中間報告では、発酵DELICATESSENの方々からフィードバックをいただき、最終プレゼンテーションに向けて内容をブラッシュアップしていきました。そして、【DAY4】の最終では、実際にマルコメ株式会社で商品開発を行うマーケティング担当や、発酵DELICATESSEN店舗担当の方に向けてプレゼンテーションを行い、審査員による審査で優勝・準優勝が決定、学生の投票でオーディエンス賞が選ばれました。

 

 

◎優勝

チーム「パープルガールズ」

テーマ「糀みつを使った発酵あんこのムース羊羹」

 

優勝したパープルガールズチームは、「糀みつ」を使用した発酵あんこのムース羊羹を提案しました。砂糖不使用の羊羹に、イチゴ・リンゴ・抹茶のムースを重ねた商品で、試作時のレシピも公開されました。実際に学生同士で集まり、試作を重ねながら味や見た目を検討した点も、高く評価されました。健康志向の高まりに着目し、総菜とのセット販売や個数割引など販売方法も工夫されており、優勝とオーディエンス賞のダブル受賞となりました。

 

優勝、準優勝、オーディエンス賞のチームには、賞状とマルコメ株式会社・大学から賞品が授与されました。その後の懇親会ではチームごとに分かれ、軽食を楽しみながら審査員の方々と交流。企業理解や業界の話に加え、卒業生である担当者から学生時代の経験やキャリア形成について直接話を聞くことができ、学生にとって将来を考える上で大きな刺激となりました。

 

プログラム参加学生の声(一部抜粋)

・実際企画を通すためには企業様の課題をしっかり理解し、プレゼンの順序の組み立て全体構成、突き詰める力が必要であると感じました。

・グループが形成されていく中で、割と自分は初対面の人とでも緊張せずに話せる方だと感じました。その強みは今まで見つけられていなかったので、今回のワークショップを通じて強みを見つけることができて良かったです。

・自分の意見を的確にまとめて伝える力をさらに磨いていく必要があると感じました。

・今回のワークショップが始まる前と比べて自分自身の意見をしっかりと相手に伝えられるようになり、自分の苦手であった点を積極的に克服することが出来ました。

 

ご協力いただいたマルコメ株式会社の皆さまの感想

・1・2年生と低学年でも、自身のスキルアップのために積極的に参加される優秀な学生さんが多く感心しました。座談会の際にも将来のやりたいことを話してくれた方もいて、マルコメとしてそういった方々の目標実現の場になれば幸いですし、学生が弊社の仕事の一部を体験してもらうことで楽しそうだな!と感じてもらえていれば幸いです。

・皆さま非常によく企業研究、マルコメの商品の研究、発酵食品について調べてくださったようで感動いたしました。

学生のうちに、アイデアを出して発表する機会はなかなかないかと思いますが、緊張もする中で全力を尽くしてくださっていたなと感じました。

 

今回のワークショップは、企業から提示された実際の課題に学生目線で向き合い、考え、形にして伝える経験を通じて、課題解決力や協働力、表現力を養う貴重な学びの機会となりました。低学年の段階から社会とつながる実践的な学びに取り組むことで、学生一人ひとりが自身の強みや課題を見つめ直し、今後のキャリアを考えるきっかけとなっています。

キャリア開発センターでは、今後も企業と連携した実践的な学びを通じて、学生の主体的なキャリア形成を支援する取り組みを継続してまいります。