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【キャリア開発センター】<レポート> 「課題解決型ワークショップ①Aコース(株式会社近鉄百貨店)」を実施しました!

 

「課題解決型ワークショップ」は、低学年のうちから社会や企業と接点を持ち、企業課題に向き合いながら、社会人として必要な基礎力やマーケティングの考え方を実践的に身につけることを目的とした、12年生向けのキャリア教育プログラムです。
本ワークショップは、事前説明会(12月)申込事前課題本編(2月開始)という流れで進行し、学生は5日間にわたって企業から出された課題に対して、考え・調査・企画・提案までを実践しました。今年度は、株式会社近鉄百貨店、マルコメ株式会社にご協力いただき、2コースに分かれて実施しました。

今回はAコース(近鉄百貨店)をレポートします。

Aコースには学科[1] [2] 越えて36[3] [4] の学生が参加し、6チームに分かれて取り組みました。

 

Aコースの連携企業:株式会社近鉄百貨店

近鉄百貨店は、大阪・天王寺にある「あべのハルカス近鉄本店」をはじめとし、主に大阪、奈良、三重の近鉄沿線で複数の店舗を運営する地域共創型の百貨店です。「暮らしを豊かにするプラットフォーマー」を長期ビジョンとして掲げ、市民生活の向上と地域社会の発展を軸に百貨店事業を展開しています。今回のワークショップでは、「自分たちが『行ってみたい』を創る!百貨店新規イベント企画」を学生に課題として提示いただきました。

百貨店が抱える課題として、利用客の高齢化や消費に対する考え方の変化が挙げられました。かつての高度成長期では、商品を作れば作るだけ売れる時代でしたが、現代では社会の成熟とともに個人の嗜好が多様化したことで、消費者のニーズを満たさなければ売れない時代となり、「顧客満足」が重要課題とされています。こうした実際の業界課題をテーマに、学生が当事者意識を持って企画立案に挑戦できる点が、本ワークショップの大きな特徴です。今回のワークショップには、あべのハルカス近鉄本店9階催会場を活用したイベントや催事企画を担当する方、百貨店全体の広報担当の方が、サポーターとしてご参加くださいました。

 

ワークショップの実施スケジュール

・【DAY02/4(水):参加学生の顔合わせ・オリエンテーション(オンライン)

・【DAY12/6(金):あべのハルカス近鉄本店「バレンタインショコラコレクション」の見学、課題発表、マーケティング基礎講座(大阪・天王寺)

・【DAY22/9(月):グループワーク(オンライン)

・【DAY32/17(火):中間報告・企業担当者からのフィードバック(大阪・天王寺)

・【DAY42/24(火):最終プレゼンテーション・表彰式・懇親会(大阪・天王寺)

 

ワークショップの初日【DAY0】では、オンラインで参加学生の顔合わせやオリエンテーションを行い、チームリーダー・サブリーダー、チーム名を決定しました。
DAY1】では、企業より
課題の詳細説明後、あべのハルカス近鉄本店の催事「バレンタインショコラコレクション」を見学。各フロアの雰囲気や特徴、レイアウトなどメモを取りながら熱心に見学していました。その後、講師より、ビジネス環境を「3つのCCustomerCompetitorCompany)」で整理する3C分析や、「どうやって売るか?」を考えるための4つの視点である4P[5] [6] ProductPricePlacePromotion)など、マーケティングの基礎講座を実施。基礎講座では、理論だけでなくプレゼンテーションの構成や伝え方のポイント実施についても学び、今後の学生生活や学内外での発表にも応用できる内容となりました。【DAY2】は、グループで、ターゲットの選定やどのような商品にするのかについて構想を練り、企業のニーズを踏まえた提案内容の素案を作成。【DAY3】の中間報告では、各チームが考案したイベント催事について発表し、催事担当の近鉄百貨店社員から現場目線でのフィードバックや発表内容のアドバイスをいただき、最終発表に向けて内容をブラッシュアップしていきました。そして、【DAY4】最[7] [8] プレゼンテーションでは、実際に企業の担当者向けてプレゼンテーションを行い、審査員による審査で優勝・準優勝が決定、学生の投票でオーディエンス賞が選ばれました。

 

優勝
チーム「レインボー」
テーマ「友達や自分にちょっと
アップデートしたギフトを。
                   ー 女子大生が行きたくなる百貨店企画 ー

企画コンセプト:「百貨店を背伸びする場所から等身大で選べる場所へ」。ターゲットである女子大生に向け、1万円以下で選びやすいギフトセットコーナーや、自由に選べる空間の提供を提案しました。審査員からは、課題ターゲットコンセプト企画内容の流れが最もストーリー立てて整理されていた点が高く評価されました。

 

優勝、準優勝、オーディエンス賞のチームには、賞状と近鉄百貨店・大学から賞品が授与されました。その後の懇親会では近鉄百貨店社員の若手社員6名に集まっていただき、就職活動や業界についての話を聞ける貴重な機会となりました。

 

ワークショップ参加学生の声(一部抜粋)

・今回のワークショップを通して、やはりプレゼンテーションは緊張するけど、何度も練習することでいつの間にか話すのがとても楽しいと感じることができた。

・グループワークや課題解決に向けての情報収集、発表を行う中で、自分の強みと弱み を再確認することができた。また、懇親会を通じて、様々な業界についてもっと知りたいと思うようになった。

・基本的に順位とかに全く興味がなく、初めは「チームで納得いく発表ができたらそれでいいかな」くらいに思っていたが、気づけば最終プレゼンの際には「絶対に優勝したい!」「私たちが1位だ!」という熱い気持ちが芽生えていて、熱心に頑張るチームのメンバーがいると自分はこんな気持ちを持てるのだと知れた。

 

ご協力いただいた近鉄百貨店の皆さまの感想

・学生の皆様の非常に熱心な受講姿勢はもちろん、百貨店業に対する、学生の皆様の柔軟な視点や意見をいただく貴重な機会となりました。また、レベルの高い最終発表資料や学生の皆さんの貴重な意見をいただけたことで、今後の仕事に活かせる学びがあったと感じました。

・皆さんが12年生だと聞いて、レベルの高さと意識の高さに驚きました。事前準備も含め、よくこの短期間でまとめられたと思います。皆さん優秀過ぎて、全員スカウトしたいぐらいです。

・皆さん本当に真面目に、丁寧に、時間をかけて取り組んでくださり感激しました。アイデアも新しい気づきがたくさんありプレゼン内容も素晴らしく、本当に有意義な時間でした。

 

 

本ワークショップは、自己理解・課題解決力・協働力の向上に加え、企業理解やキャリア形成にも役立つ貴重な機会となりました。参加学生からは『殻を破れた』『今後のキャリアの方向性が見えた』など前向きな感想が多く、実りある取り組みとなりました。

キャリア開発センターでは、今後も企業と連携した実践的な学びを通じて、学生の主体的なキャリア形成を支援する取り組みを継続してまいります。