生活造形学専攻
博士前期課程
生活造形学専攻には、「造形意匠<デザイン>学」、「アパレル造形学」と「空間造形学」の3研究領域があります。
本専攻では、各領域の学問を深く追求するとともに、領域を超えた幅広い学びからの学問の追求も可能となっています。
本専攻では、各領域の学問を深く追求するとともに、領域を超えた幅広い学びからの学問の追求も可能となっています。
造形意匠<デザイン>学領域
人間は生活を豊かにするためにさまざまなモノを造形してきました。これらの造形について文化史という歴史的な観点や、美学という哲学的な観点、また実際のデザインという構造的な観点から生活に関わる造形を分析し、考察することを目的としています。
アパレル造形学領域
人間にとって最も身近な環境である衣環境としてのアパレルを教育・研究の対象とし、健康で快適な衣生活を創造します。そして、アパレルに関する材料から製品までの系統的な知識を得ることによって、より先端的、学際的、総合的な視点を熟成させることを目的としています。
※衣料管理士(専修)も取得することができます。
※衣料管理士(専修)も取得することができます。
空間造形学領域
建築計画や地域計画といった建築の機能に関する分野と、建築設計や建築史といった歴史意匠に関する分野を重視して、建築教育を行います。学部における建築教育を基盤としつつ、建築計画学、室内計画学、建築史学の各分野で、より専門性の高いテーマを設定して、教育・研究を進展していきます。
過去の修士論文題目(例)
- 西陣絣の研究
—記録と普及手法に関する考察— - 温かいデザインの構成要素とその応用
- 二種類のアイデア発想段階における脳前頭前野の賦活状態と心理的ストレスに関する基礎的考察
- 舞鶴市の漁村・吉原地区に関する研究
—地区形成の歴史および家屋形式と街路景観の特色— - ブロックパズルを用いた視覚情報の相違によるメンタルモデル構築過程の検討
- 洋裁から既製服への移行
—「装苑」1973年~1982年の分析— - ウール混5本指靴下の機能性に関する研究
- 近現代中国漆芸教育における日本の役割
- 現代建築における工業系木材を用いた意匠表現に関する研究
- 藤井厚二設計の永井専三邸に関する研究
研究・指導体制
指導教員が、論文のテーマ決定、研究計画の作成、研究の遂行など、論文の完成に向けて綿密な指導を行います。
また専攻内、研究科全体での指導体制も整えています。
学位
修士の学位…修士(家政学)
修士の学位…修士(学術)
修士の学位…修士(学術)
取得できる資格
高等学校教諭専修免許状(家庭)/中学校教諭専修免許状(家庭)
※ 専修免許状の取得にあたっては、当該教科の『一種免許状』を有する必要があります。