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生活環境学専攻

博士後期課程

食物栄養学と生活造形学の2研究領域に分かれています。2つの研究領域は生活環境という共通のテーマで教育・研究の連携を図り、家政学の総合化をめざしています。入学後はそれぞれの領域で専門性の高い研究を深めますが、専攻の目的に適うように、共通科目として特に「生活環境学特殊研究1・2・3」を設けており、生活環境を新たな視点から総合化できるように配慮されています。

食物栄養学領域

食物栄養学領域では、生活環境中の化学物質の測定や安全性の評価、生活習慣病の予防と改善のためのアプローチ、栄養成分(タンパク質や脂肪など)の機能・構造の関連などについて、食物・栄養学の分野から研究を進めます。

生活造形学領域

生活造形学領域では、造形意匠、アパレル、空間の3分野の環境を中心に、それらの物理的・化学的・人間工学的・心理学的・計画学的な側面に加えて、芸術・文化や歴史的な側面からも研究を行います。

過去の博士論文題目(例)

課程博士

  • 水溶性ビタミン不足の臨床栄養学的意義に関する研究
  • 高齢者の歩行動態の解析に基づくつまずき予防靴下の開発に関する基礎的研究
  • 中国都市部児童の身体状況、食生活実態及び保護者の食意識等と飲食・栄養教育に関する研究
  • Characteristics of partially hydrolyzed egg white and its application on pork meat
  • 卵殻膜・リン脂質ポリマー同時加工布の機能性評価に関する研究
  • 三次元計測による複製制作の効率化に関する基礎的研究
    —いせこみによって形成されたシルエットの把握を中心に—
  • 外分泌液中の食品タンパク質・IgA免疫複合体
  • 食後高血糖および血糖変動とその評価方法についての臨床的研究
  • 特異的I g Y 抗体の調製における免疫源およびアジュバントの検討
  • 摂食障害及び食行動異常に 対する臨床栄養学的研究
  • 白瀧幾之助の生涯と芸術
    —近代日本洋画における技法と画題の展開—

論文博士

  • 栄養アセスメントおよび栄養指導に有用な装置の開発と臨床応用についての研究
  • 2型糖尿病および循環器疾患の重症化予防に有効な栄養指導法(E-ガイド)の開発とその有効性に関する研究
  • Multicomponent analysis by surface plasmon resonance-based immunosensor for control of food hygiene
  • Development of the Assay Methods for Pesticides by Immunological Technique(免疫学的手法による農薬定量法の開発)

研究・指導体制

指導教員が、論文のテーマ決定、研究計画の作成、研究の遂行など、論文の完成に向けて綿密な指導を行います。
また専攻内、研究科全体での指導体制も整えています。

学位

  • 博士の学位…博士(家政学)
  • 博士の学位…博士(学術)  
          

教員組織

職名 氏名 博士後期課程
指導教員 指導補助教員 授業担当教員
教授 井上 えり子    
教授 今井 佐恵子    
教授 榎本 雅穗    
教授 川添 禎浩    
教授 北尾 靖雅     
教授 坂手 誠治    
教授 辻 雅弘    
教授 生田目 美紀    
教授 成実 弘至    
教授 野口 企由    
教授 廣瀬 潤子    
教授 前川 正実    
教授 前﨑 信也    
教授 松尾 道憲    
教授 宮脇 尚志    
教授 門間 敬子