研究・卒業論文
セミナーレポート
対象者や現場の状況をつぶさに観察し、熱中症予防の本質を見つけ出す。
研究テーマ:運動・スポーツ実践による健康保持・増進
私のゼミでは、夏季のスポーツ活動時の熱中症予防について研究しています。スポーツ現場に出向き、練習や試合における発汗量・飲水量を調査したり、採取した尿から脱水状態を評価したりと、実情に即した体験的な取り組みが特徴です。調査を行うにあたって重要なのは、対象者や現場の状況に対する緻密な観察です。また、問題の本質や解決のヒントを見つけるには、対象者の話にも真摯に耳を傾けなければなりません。相手を理解しようと努める積極的な姿勢は、管理栄養士として運動指導や栄養指導に携わる将来にも生かせると確信しています。
食物栄養学科 坂手 誠治 教授
食物栄養学科 坂手 誠治 教授
卒業論文一例
- 市販カット野菜における多剤耐性菌の分布状況
- 交差反応性サンドイッチELISAおよびRT-qPCRによる果物重症アレルゲンGRPの解析
- 抗生物質が次世代に与える影響に関する線虫を用いた行動学的解析
- 食嗜好性変化に関与する脳部位の解析
- Associations of MIND diet with cognitive function in the Japanese population: the Suita Study
- 亜鉛トランスポーターZIP4を標的とした亜鉛吸収を促進する低分子化合物の探索
- 客観的指標による食事選択要因の検討
- 鶏卵を使用したスフレのビタミンB12供給源としての評価
- 高校生運動部員の夏季運動時の水分摂取の実態と1回の教育効果の検討
- 食べ方や食べる時間、運動が血糖値及びホルモンに与える影響
- 陸上長距離選手の栄養アセスメントー貧血予防に関する栄養サポートの検討ー
- 食品抽出物による神経突起伸長効果の解析