Follow Us

生活造形学科

多彩な文化にふれられる京都で
住まう、着る、使うデザインを学び
快適な生活環境を創造する

生活を豊かにする方法を学び、多彩なデザイン活動を通して実践力を修得。

日常の暮らしに欠かせない衣や住、そして生活に利便性や豊かさを与えるさまざまなデザイン。使う人、着る人、住まう人といった人間を中心に、快適な生活環境を創造するためのデザインについて理論と技術を学びます。学内ファッションショーや作品展のほか、自治体や企業と連携したプロジェクトなど、実践力を鍛える機会も充実。

Feature

生活造形学科の特徴

  • 自分たちで制作した服をモデルになって披露

    フロアショー

    1~3回生まで合同でフロアショーを実施しています。実習で制作した作品を、学生自らが着装しモデルとなって発表することで、学年を超えた交流の場として互いに刺激し合い、次の創作につなげています。前期は1回生のブラウス・スカートと2回生のワンピース、後期は1回生のデコ・リメイク、2回生のスーツ、3回生の手仕事をあしらった自由作品を披露しました。
  • 四条地下道アート展

    「学・産・官」が連携

    四条繁栄会商店街振興組合、阪急電鉄株式会社及び京都市の主催により、京都市営地下鉄四条駅と阪急京都線河原町駅をつなぐ四条地下道を、アートの力で活性化する取り組みに参加しました。生活造形学科4回生のチーム「女坂」の案は、レンチキュラーという仕組みを使って歩きながら模様が変化する壁面のアートと、柱、梁、床、壁を使って地下道を歩いているある瞬間に「京」の字が浮かび上がる仕掛けを展示しました。夏休み中から準備し、12月初旬~中旬に自分たちで施工も行い、実際に制作する楽しさや苦労など貴重な経験となりました。
  • 京都市営西野山団地改修プロジェクト

    リノベーション

    京都市営西野山団地は、1969年に居住を開始した築50年度を超えるRC5階建ての集合住宅で、高齢化率と空家率の高さが大きな課題です。社会福祉法人京都福祉サービス協会が5号棟1階の2室を団地住民や地域の人たちの居場所として開設するにあたり、改修設計と工事監理を行いました。
    築50年を支えてきたRCの躯体の力強い表情と木目の表情を活かし、団地らしさと温かみが共存する空間に仕上げました。106号室は日常的には団地の「図書室」となるように軸材だけで組んだ本棚で囲み、107号室は気軽におしゃべりしたりお茶ができるような賑やかな場所になるようにキッチンカウンターを曲面とし、柔らかく人を迎え入れるようなデザインとしました。
  • カジュアル着物の制作、撮影、発表・展示

    「伝統をつなぐ会」Enjoy Kimono Project

    日本の伝統文化「着物」の衰退に問題意識を持ち、新たな着物の楽しみ方を提案する《Enjoy Kimono Project》(通称EKP)。5年目となる2024年度は20名の学生が活動しました。メンバー各自がテーマを決めて、オリジナル着物を制作し、自由なコーディネートを楽しみました。制作者自らがモデルを務め撮影会を行い制作した動画をYouTubeで配信し、多くの方に視聴していただくこともできました。また、図書館交流の床では展覧会「EKP展2024」を開催し、個性豊かな展示で多くの見学者の方からご好評をいただきました。
  • 震災復興支援動画制作プロジェクト

    能登復興支援

    石川県輪島市を中心に活躍する漆芸職人集団「彦十蒔絵」と前崎ゼミはこれまで毎年のように数多くのプロジェクトに共同で取り組んできました。2024年1月の能登半島地震、および同年9月の能登半島豪雨で工房やメンバーの居宅が被災。未曽有の災害からの復興に取り組む漆芸職人たちの1年を記録する動画を制作しました。