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学生のうちに
やっておきたいことは
コレ!

京女は成長できる環境
が整っていると思う。

京女での学生生活で成長したことは何ですか?

自分で言うのは恥ずかしいですが(笑)、リーダーシップが取れるようになったのではと思っています。ゼミでの経験が大きいですね。わたしは文学部英文学科で、ミュージカルを作る三、四回生合同の少し大きなゼミに入っています。今はスタッフチーフというスタッフ全員をまとめる役割をしていて、ダンスが得意な子には振り付けを担当してもらったり、パソコンを打ち込むのが得意な子だったらパンフレット作ってもらったり、個人の特性に合わせて仕事を割り振っています。やることは多いですが、とてもやりがいを感じています。

京女は成長できる環境が整っていると思います。わたしが京女に入りたいと思った理由は、先生と生徒との距離がすごく近いと感じたからなんですね。ゼミのメンバーも十人程度と少人数で、先生も気さくな方が多いので、すごくコミュニケーションが取りやすい。だから何か分からないことがあればすぐに質問もできるし、自分のことを見てくれているって分かるので、大変なときも頑張ろうって這い上がれます。

ゼミごとにファミリーみたいになっていますよね(笑)。

そうそう(笑)。そこは京女が誇れる部分だと思います。

先生だけでなく、先輩からも
アドバイスをもらっていました。

ゼミの先生から就活についてアドバイスはもらいましたか?

先生からもアドバイスをいただきましたが、わたしのゼミだと三、四回生合同ということもあって、ひとつ上の先輩からもよくアドバイスをもらいました。先輩方がこういうところに就職したという情報が流れてくるので、自分が興味のある分野だったら話を聞きに行って「それならこういうインターン行ってみたらどう?」とアドバイスをもらったり、「自己分析みてあげるよ」と声をかけてもらったり。

わたしはゼミで「関西国際ディベート大会」に出たことがきっかけで、説明の仕方を先生に鍛えてもらいました。ディベートは質問を受けて、それに対し相手を納得させられる説明を返さないといけなくて。「あなたは学生時代何を頑張りましたか?」と聞かれて、「こんなこと頑張りました」だけでは人物像って見えてこないんですよね。もう一歩踏み込んで、どんなことをどんな風に頑張ったか、なぜそうしたのか、を伝えなければならないということを学びました。

何かひとつでもいいから、
夢中になって取り組んで。

最後に、高校生の皆さんに向けて、大学生のうちにやって
おいたらいいと思うことを教えていただけますか?

私は学生の時にしかできないことをやろうって決めて。だからゼミのメンバーでディベート大会に出場しました。その上で感じたことは、経験をすごく大切にしてほしいなって思います。たとえば留学や旅行で海外に行って、いろんな場所やいろんな人に出会って感じたことは自分の財産になると思います。他にも、部活やサークル、アルバイトなど、何かひとつでもいいので熱心になって取り組めることがあるといいと思いますね。

本当にそうですね。簡単なことでもいいんです。毎日挨拶したとか。そこに何か理由があって継続したということが大切で。

就職活動にもつながる話ですが、大学は四年間通う場所だから、自分の目で実際に大学の様子を見に行った方がいいと思うし、受験するときになぜこの大学を受けているのかなって考えながら受けた方がいいと思います。実際に足を運んでみたからこそ分かることってあると思うし、逆にパンフレットやwebサイトに書いてあることだけじゃその大学のすべては分からない。自分で足を運んでということが高校生の皆さんに伝えたいことですね。