教育学科
【発達教育学部】国際音楽教育学会(モントリオール)のご報告
大学で教員を養成する教員もまた、日々学び続けています。学会へ参加して自身の研究成果を発信するとともに新しい情報や思いがけない示唆を得るのも、その一環です。特に国際学会は、世界各地から研究者が集まるので規模が大きく、日本では想像していなかった情報や発想に触れる機会に満ちています。
カナダのモントリオールで開催された国際音楽教育学会 (International Society for Music Education, 会期: 7月26日~31日) も、まさにそうした機会でした。私の発表はフランスの音楽教育政策史における新たな視点の紹介でしたが、発表後に複数の研究者から、その視点の延長上にある現状について多くの示唆を頂きました。他の音楽政策に関する発表では、難民として移住した芸術家の活動に対する支援策の現状と課題の紹介(カナダ)や、学校音楽教育をバイリンガルで実施する政策に現場がいかに対応しているかの報告(台湾)などが印象に残っています。普段の研究とは異なる領域(私の場合、実践研究)にも触れました。学校音楽で集団即興/音楽づくりの授業を行い、異文化間コミュニケーションを図る試み(シンガポール)や、クラシック音楽界におけるジェンダー平等のために女性作曲家の紹介を中心に据えたピアノ教育の試み(イタリア)など、興味深い研究の数々に出会うことができました。
日本人を含むアジア系の参加者も多く、ポスター発表や基調講演も豊富でした。今回の経験を、今後の研究・教育活動に活かしたいと思います。(報告者:田﨑)
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各部屋での研究発表 -
ポスターセッションの様子 -
各国の参加者が集う基調講演
