【生活造形学科】家政学部生活造形学科の前川正実教授が、2025年度日本デザイン学会 優秀研究賞を受賞しました。

研究題目
プロトタイピング過程のデザイン推論に関する研究

受賞理由
コンセプト／制約間などの諸矛盾を解消する思考操作に伴う事物状態編集過程のモデルや、コンセプトと精緻化と要件の固定化が同時進行する過程でのアブダクション・演繹・帰納の推論過程を表すダブルサイクルモデルの提示などにより、外部からの観察が困難な思考過程の可視化を試みており、これまでに論文10件で公表し、デザイン方法論研究に新たな知見をもたらしていることから、優秀研究賞に相応しいと評価されました。

表彰式は、2025年11月8日に東京都市大学で開催された日本デザイン学会秋季企画大会において執り行われました。なお、日本デザイン学会優秀研究賞はデザインの特定領域に関する優秀な研究功績をなした会員を対象として顕彰するものです。