【データサイエンス学部】「疫学統計と生活」外部講師による特別講義について－その1－

 データサイエンス学部の専門発展科目「疫学統計と生活」の12月8日の講義では，大阪大学大学院医学研究科・社会医学講座・公衆衛生学の川崎良教授をお招きして，「疫学×データサイエンス×AI・機械学習」というテーマでご講演が行われました．ご講演では，疫学の基本的なお話から，疫学研究へのアプローチの方法，疾患のリスク評価方法，因果推論のお話をいただきました．また，機械学習・AI解析へ応用した事例として，早産児の失明の予測モデルでのリスクを早期発見するお話をいただき，現在2回生が履修している専門発展科目「AI・機械学習Ⅰ」の内容とも関連した興味深いお話を聞くことができました．その他，糖尿病網膜症に関連する様々な疫学研究やAI画像診断支援など，最新の研究のお話をいただきました．学生にとって，普段講義で学んでいる内容が最先端の研究にも使用されていることを知り，疫学・医療の分野におけるデータサイエンスの役割への理解を深めるよい機会となりました．

大阪大学大学院医学研究科・社会医学講座・公衆衛生学　川崎 良教授の研究室HPについては下記よりご参照ください．
http://www.pbhel.med.osaka-u.ac.jp/index.html
https://www.med.osaka-u.ac.jp/introduction/research/social/public