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公共圏創成専攻

博士前期課程

グローバルに考え、地域で活躍する実践的人材の育成

現代社会研究科公共圏創成専攻は、人文・社会・自然科学の領域を横断して現代社会が直面する環境問題や、少子高齢化問題、地域社会の活性化、市民活動の展開、男女共同参画社会、多文化社会の形成や国際協力、平和構築などの課題を研究することにより、グローバルに考え、地域で活動する人材、すなわち市民参加型の公共圏の創成に貢献する実践的人材を育成します。本専攻は5つの研究分野で構成されています。

「公共圏」が関係する研究分野

  • 人間・文化
  • 家族・地域社会
  • 国際・政治・行政
  • 経済・経営
  • 情報・環境

博士後期課程

実務能力を備えた女性専門家の養成

本研究科は、地域から、日常生活から、世界と地球の将来を見通し、幾多の課題を克服していく上で、女性の視点と活力を積極的に生かすことが不可欠であるとの観点に立って、高度な研究経験とすぐれた実務能力を併せ持つ女性の専門家人材を養成することを目的としています。

個別科学の枠を超えた「現代社会の学」

21世紀の世界が直面する多様で複雑に絡み合った諸問題を、従来の専門分化した個別科学の枠を超えて、総合的に理解し解決することをめざしています。

教育プログラムの特色

新しい時代を切り拓く女性のエンパワーメント

公共圏創成専攻では、女性が職業人、市民活動家、あるいは地域住民として、主体的に公共圏を創成していくため、研究能力と実務能力の育成を目的としています。またそのための教育・研究プログラムを提供します。

社会人への配慮

大学院設置基準第14条の特例を適用し、社会人でも修学できる環境を整えています。

博士前期課程

入学時に5分野(①人間・文化、②家族・地域社会、③国際・政治・行政、④経済・経営、⑤情報・環境)の一つを選択し、当該領域に所属する指導教員もしくは指導補助教員による特別研究を含む所定の授業科目を体系的に修得して専門分野及び関連分野に関する学識を深めるとともに、学位論文の完成に向けて指導を受けます。加えて公開の研究発表会を実施することによって、研究科の全教員からも指導を受けられるように配慮しています。
また分野に共通する調査解析や情報・データ分析、テキストマイニングなどの技法研究を学び、実践能力を育成します。指導体制は徹底した少人数教育です。定員6名の大学院生に多彩な26 名の教員が指導にあたります。

博士後期課程

博士後期課程の科目履修に関しては、5分野(①人間・文化、②家族・地域社会、③国際・政治・行政、④経済・経営、⑤情報・環境)の中から一つを選択し、当該領域に所属する指導教員もしくは指導補助教員による研究指導を受け、専門分野の授業単位を体系的に修得することを要件としています。修得すべき授業科目のなかには、指導教授もしくは指導補助教員が担当するプロジェクト演習があります。プロジェクト演習では、指導教授もしくは指導補助教員の指導のもとに、博士論文のテーマに即した学外研究機関等の共同研究やフィールドワークに従事します。

研究・指導体制

学生の研究希望に応じて研究領域および指導教員を決定します。
指導教員が、論文のテーマ決定から研究計画の作成など論文の完成に向けて綿密な指導を行います。
また大学院研究発表会など研究科全体での指導体制も整えています。

取得できる資格

高等学校教諭専修免許状(公民)/中学校教諭専修免許状(社会)

 専修免許状の取得にあたっては、当該教科の『一種免許状』を有する必要があります。