高校生の頃から対人関係の仕事に就きたいと考えていました。また、生活している中で誰かの一言でつらいことを乗り越えられたり、勇気づけられたりすることがあり、社会福祉士の職業に関心もありました。京女は国家試験の合格率が高く、自分が成長できる環境が整備されていると思い、入学を決意。1回生からさまざまなことに挑戦し、社会福祉士だけでなく、養護教諭第一種免許状のダブルライセンスを取得することができました。福祉と教育は、対人の職業として共通することが多く、仕事をする上で連携が必要となることもあります。受講する講義や実習が多いなど苦労もしましたが、福祉と教育双方の視点から幅広い知識を得られたのは大きな財産です。特に「相談援助の理論と方法」で学んだ人との関わり方は、日常の生活でも就職活動でも意識し、受講前と後で人に与える印象が変わったと思います。
(写真:教育実習での様子)
社会福祉士と養護教諭、
両方で学んだ知識を
地域に還元したい。
R.Uさん内定先:大阪市役所 福祉職
家政学部 生活福祉学科 4回生※
※2020年度に所属している学部・学科名を記載しています。
成長できる環境で、幅広い学びを得られた。
地域で助け合える環境づくりに貢献したい。
3回生の夏休み以降、自分が本当にやりたいことは何かを見つめ直す意味もあり、合同説明会やインターンシップなどに積極的に参加。さまざまな選択肢と出合い、迷い、悩んだ先に自分自身で納得できる福祉職という答えをみつけることができました。進路・就職課の面接練習や進路相談といった手厚い支援や、同じ職種をめざす友だちのサポートにも助けられました。面接では、大学生活4年間での経験、そこから学んだことや成長したことを表現する力が重要です。私はダブルライセンス取得の過程や、アルバイトといった経験から自分自身が何を得たのか、今後どう生かしていくのかを言葉にするとともに、何事にも挑戦する姿勢や向上心もアピールの一つとしました。来春からは大阪市役所の福祉職として対人援助のお仕事に就くことになります。地域ですべての人が助け合える環境づくりや、児童虐待を未然に防いだり、早期発見・早期対応につなげたりする取り組みをしていきたいです。
(写真:授業でのイベントの様子)
(写真:授業でのイベントの様子)