神経心理学の学びを深め、
公認心理師の
資格を取得するために。

M.Oさん進学先:京都女子大学大学院
発達教育学研究科心理学専攻 臨床心理学領域
教育学科 心理学専攻 4回生

自分の経験から、心理学やカウンセラーに興味をもつ。

高校生の頃に学校へ行くことがしんどくなったことがありました。そこで心理専門職の方のカウンセリングを受け、話を聞いてもらうことによって心が軽くなり、また学校に行けるようになったのです。この経験から、心理学に興味をもち、カウンセラーになりたいと思うようになりました。公認心理師の国家資格についても知り、大学入学前から「公認心理師をめざすなら大学院進学かな」と漠然と考えていました。京女に入学してからは、心理学の幅広さや奥深さに圧倒されると同時に、もっと心理学を学びたいという気持ちに。その中でも、認知症や言語障害など高次脳機能障害について勉強した「神経心理学」で、さまざまな人の健康を心理学の立場からサポートをしたいという思いが生まれ、進学と公認心理師の資格取得が目標になりました。

ゼミでの指導に加え、積極的な姿勢で合格を手に。

3回生にゼミの所属が決定しましたが、その頃から大学院進学希望者に対して進学後を見すえた指導がありました。ゼミでは英語論文を読むことや研究法についてアドバイスいただくだけでなく、進学先の相談にも真摯に対応してもらいました。大学院の試験では、専門科目と英語がありますが、私は英語に苦手意識があったため、3回生の春から単語を覚えたり、参考書を読み始めたりして、語彙を増やしてから英語論文を読み、内容を理解していくように。入試では自分の考えや意見を求められることが多いため、普段からそういったことも意識して勉強しました。同時に大学院の情報収集も行い、WEBだけでなく、電話で尋ねたり、資料を取り寄せたりという行動も。また、先生や先輩と直接話す機会であるオープンラボや説明会があれば積極的に参加し、質問や疑問を投げかけました。大学院ではさらに神経心理学や健康心理学の学びを深め、公認心理師の国家資格を取得することをめざします。そして、その知識・技術を生かして困難を感じている人や家族を支援していきたいと思っています。
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