心理学の奥深さに魅せられ
学修意欲がますます向上。
R.Mさん進学先:信州大学大学院 総合人文社会科学研究科 総合人文社会科学専攻 臨床心理学コース
発達教育学部 心理学科 4回生※
※2022年度に所属している学部・学科名を記載しています。
現場で働く心理職との出会いにも恵まれて。
京都女子大学では認知、発達、学習、社会といった基礎的な心理学から、臨床、教育といった応用心理学まで幅広く心理学について学修。入学時は漠然と「心理の勉強がしたい」と思っていましたが、さまざまな講義を受ける中で、心理学の幅広さと奥深さに圧倒されるとともに、人間の心と行動の仕組みを科学的な方法で理解し、それを社会のさまざまな場面に生かしていこうとする心理学に面白さや楽しさを感じ、もっと深く勉強がしたいと思うように。特にエビデンスに基づく心理的介入である認知行動療法の歴史や、技法の意味、理論的背景を学ぶことができた「心理学的支援法A・B」が心に残っています。4回生の「心理実習」では、実際に現場で働く心理職の方のお話を聞いたり、実際の現場を見学したり、多職種連携を目の当たりにしました。この実習を通して、「いつか自分もこんなふうに働きたい!」というわくわく感やもっと頑張ろうという気持ちになりました。
公認心理士の資格取得をめざして大学院に進学。
心理学を学んだことによって、自分自身との付き合い方がうまくなったと感じています。自分を客観的に見つめ、気持ちをうまくコントロールできるようになり、そうした面が大学院受験の際に生じた不安や焦りといった感情や考えとうまく向き合えたことにつながったと思います。また、京都女子大学で出会った友達やゼミの先生、家族に支えられながら大学院入試を乗り越えることができたと感謝しています。京都女子大学で学んだ、なぜこの問題や困難は生じているのかといった「科学的・客観的な視点」と、不安や困難、葛藤を抱えている相手に寄り添うかかわり方といった「共感的な温かい視点」の2つの視点の両立を大切にしながら、より専門的な知識・技術の獲得し、現場での経験に生かしたいと考えています。まずは大学院に進学し、何事にも積極的に学ぶ姿勢を大切にして専門的な知識や技能を吸収し、たくさんの経験を得て、公認心理師の資格取得につなげられるようにしたいです。