舞台とお客さまをつなぐ
架け橋になりたい。

S.Hさん内定先:四季株式会社
現代社会学部 現代社会学科 4回生

非日常空間体験前後の心情変化について研究。

 中学生の時、初めてあるミュージカルの曲を聴いて、衝撃を受けたことがあります。それが内定先企業である四季との出合いでした。そこから舞台という非日常空間を創り上げる世界に惹かれるようになり、完全にミュージカルの虜になってしまいました。とは言え、将来自分がやってみたいことが明確でなかった私は、さまざまな分野を広く学べる現代社会学部を選択。多岐にわたるジャンルの授業を受けていく中で、1回生の時に経営学に興味をもち、そこから心理学やデータ分析の授業も積極的に履修。主に消費者行動についての学びを深めていました。最終的に「舞台を創る企業に携わりたい」という目標を掲げ、卒業論文では非日常空間体験前後の心情変化について研究を行いました。気づけば、京都女子大学で学んだ消費者行動の知識と、所属していた小さな劇団で培った作品創作の能力を生かして、今度は私が、観る人すべてが衝撃を受けるような作品をこの会社で創りたいと感じるように。 

心理学や消費者行動を駆使し、お客さまの心をつかみたい。

 私は特段テストの点が良かったわけではないので、面接では抑揚と緩急を気にしながら面接官を飽きさせず、時には笑いを誘うようなアピールをし、私自身も楽しく就活をすることができました。消費者行動にも通ずる戦略が大変役に立ち、「この企業で私はどのように役立つか」、「他との差別化を図れるか」など、あくまでも企業側の得になるようなことを伝えました。就職後は、素敵な作品の数々を、まずは知って、観てもらえるようなきっかけづくりをしたいです。生で観劇することの価値が上がった今ですが、まだまだその魅力を知らない方が大勢いらっしゃいます。だからこそ、そんな方々の架け橋になりたい。京都女子大学で学んだ経営戦略や心理学のテクニックを生かして、お客さまの心をつかむようなきっかけをつくりたいです。将来は1から作品を創り上げるプロジェクトに携わり、観た方の人生が変わるような唯一無二の作品創りに取り組みたいです。 
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