ニーズを的確に汲み取り
社会に貢献できる人材に。

A.Tさん内定先:財務省 近畿財務局
文学部 史学科 4回生

多彩な講義を通して、視野が広がり、学びが深まった。

 人生をより豊かなものにするため、大学で幅広いものの見方・考え方を身に付けたいと考えていました。京都女子大学の史学科では、日本史・東洋史・西洋史を横断的に学び、グローバルな視点から歴史を探究することができます。さらに他学科の専門科目や、教職課程、博物館学芸員課程、図書館司書課程の授業も並行して受講したことで、より学びを広げることができました。
多彩な授業を通して、国や地域の枠組みを越え俯瞰的に世界の歴史を見直すと、新たな気づきや発見が多くあり、現代社会の諸課題を相対化することにもつながりました。大学主催の宗教研修旅行に参加し、台湾、ベトナム、カンボジアを訪れた経験も良い刺激になりました。
好きなこと、興味のあることをとことん突き詰める過程で、多様な立場から物事を捉える力や、社会におけるバランス感覚を養うことができたと思います。

「まちづくり」をキーワードに、財務専門官をめざした。

 日本各地の史跡を訪れるなかで、地域独自の資源を活用したまちづくりに興味をもつようになり、公務員を志望。1回生から、学内で実施される業務説明会に参加し、公務員の仕事について理解を深めました。3回生からは公務員試験対策講座も受講し、自分のペースでコツコツと筆記試験の勉強を進めました。また、内閣人事局主催の「女子学生霞が関インターンシップ」に参加し、政策の企画・立案プロセスの体験を通して、公務員として働くイメージを具体化していくことができました。国の財政や金融に関わるだけでなく、地方公共団体・民間企業・地方金融機関のつなぎ役として、地域経済の活性化やまちづくりに貢献できる仕事である点に魅力を感じ、財務専門官を志望。地域や社会のニーズを的確に汲み取り、財政・金融のプロとして幅広いフィールドで課題解決に努めたいと考えています。
史学科で培った固定観念にとらわれず、柔軟に物事を考える姿勢を生かしていきたいです。 
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