きめ細かい指導を受け、
「教員になる」という
8年間の夢を実現。

M.Aさん内定先:福岡市教育委員会 中学校教諭(国語科)
文学部 国文学科 4回生

京都ならではの歴史に恵まれた環境で古典に親しむ。

中学2年生の時、国語の先生が音読で私の心を動かし、国語の先生に憧れるようになりました。授業のほんの短時間の出来事が自分の活力になり、「教員になりたい」という気持ちが年を経るごとに大きくなっていったのです。そして、国語の教員になるためには、現代・古典の両方について文学的な歴史を学ぶ必要があると考え、京女に進学。机上の学習に加え、気軽に豊富な史跡に触れられるという京都の地で古典の世界に親しみ、特別な時間を過ごすことができました。京女では「学びたいことを学べる幸せ」を感じることができると思います。「国語学概説」や「国語史」といった授業では、日本語の仕組みや歴史について学修。少人数教育ならではの先生方のきめ細かい指導により、専門的な知識だけでなく、表現力、正しい日本語の使い方を考える習慣まで身につけることができました。さらに4年間の寮生活では学部・学年を超えたつながりができ、喜びを分かち合える仲間に恵まれたことにも感謝しています。

生徒を信頼し、能動的に行動する先生をめざして。

「教員採用試験対策講座」を受講したことで、要点を絞りながら効率的に勉強を進めることができました。この講座での板書や先生の話を書き込んだ自分だけの参考書をつくり上げ、試験当日のおさらいに非常に役立ちました。教職支援センターの先生方には、自己PRの文章の添削と面接の指導をしていただきました。国文学科で学んだとは言っても、文章も面接もやはり誰かに見てもらうことが非常に大切です。自分では気が付くことができない日本語を正してくださったり、客観的な考えを持つように促してくださったりします。来春からは、8年間、夢として描いていた国語教員として中学校で働き始めます。生徒を信頼し、能動的な行動や思いやりを忘れない先生をめざします。また、自分自身の経験から、夢や目標をもつことの大切さも伝えていきたいと思っています。

(写真:教育実習での様子)
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