母親が京都女子大学の出身だったことから京都女子大学を勧められ、小さい頃からの夢だった保育士の資格が取れる学科があったため、オープンキャンパスに参加しました。落ち着いた校風や先輩たちの姿を見て、この学校に進みたいと思い、受験を決めました。就職活動は、3回生の12月頃に始めました。ただその時は、保育の道に進むか迷っている状態であったため、一般企業への就職も視野に入れながら就職活動をしていました。3回生の2月に、幼稚園実習が始まりました。実習を通して、子どもと関わる楽しさや保育の難しさ、そしてやりがいを改めて感じ、2週間の実習を終える頃には、保育の道に進みたいという気持ちが強くなっていました。そのため、実習以外にも実際の保育現場で経験を積みたいという思いで、実家の近くの保育園でボランティア活動を経験しました。どんな時も夢や目標に向かって一生懸命努力する周りの友だちがいたからこそ、活力をもらいながら何事にも全力で取り組めた4年間になったと思います。
(写真:ゼミにて)
京女の友だちと先生がいたから、
叶えられた夢。
Y.Iさん内定先:橿原市保育職
発達教育学部 児童学科 4回生
やっぱり、子どもと関わる仕事がしたい。
先生に支えてもらった就職活動。
3回生の3月には公立を受けることを決め、職員採用試験の受験に向けての準備を始めました。私が受験しようと決めていた自治体は受験時期が早かったこともあり、公立の受験を決めてからすぐに教職支援センターを利用し始めました。私は面接が苦手だったので、週に一度利用できる面接試験対策を毎週受けました。コロナ禍で対面授業がほとんどなくなり、友だちに会うことがなかなか難しい環境の中での就職活動であったため、不安な気持ちで押しつぶされそうになりながら就職活動をしていました。そんな中、時には私の気持ちを友だちのように親身になって話を聞いてくれ、時には指導者としてアドバイスをしてくださる先生の支えがあり、自分を奮い立たせて最後まで就職活動を続けることができました。卒業論文や授業、ボランティアで忙しい中、時間を見つけて毎週面接練習を受けることはとても大変でしたが、試験合格という目標に向けて努力をし続けたことで、どんな質問が来てもきっと大丈夫という強い自信をもって受験に取り組むことができました。