スポーツ栄養士になるには、
踏み出す勇気と出会いに
感謝することが大切だと感じました。

E.Nさん内定先:株式会社フィジカルレストラン
家政学部 食物栄養学科 4回生

夢の実現へ、探し求めた道。

アスリートを支えるスポーツ栄養に携わりたいと思ったのは、3回生の秋頃。選手の目標達成に食から支え伴走する存在になりたいと思いました。しかしスポーツ栄養士としての就職の情報はほとんどなく、スポーツ栄養に携わるプロセスは不透明なものでした。
手探りの中、まずはスポーツ栄養の勉強、数少ない採用情報について調べることからはじめました。また現場でのスポーツ栄養士の働きを学びたいと考え、各方面に手紙やメールを送付し、インターンの受け入れをお願いしてきました。頻繁にスポーツ栄養セミナーを探し、参加後は名刺交換やお礼を送付、またSNSなどを活用し憧れのスポーツ栄養士の方々へ連絡とりお話を伺うなど、思いつくことはすべてやりました。出会った人生の先輩方は未熟な私に、自身の経験やヒントを教えてくださり、その探求心と行動力、人間力の高さから学ぶことは多く、人と人との出会いの大切さを痛感しました。動けば動くほどご縁はつながり、セミナーや選手カウンセリング、合宿帯同や商品開発など在学中から貴重な経験をさせていただきました。

すべてのはじまりは夢を語ることから。

夢中になってスポーツ栄養に携わる方法を模索する日々はまるで冒険のようでした。その中でスポーツ栄養士をめざす学生、監督やトレーナーなど多くの方々とお話する機会に恵まれ、刺激をいただく環境がさらに前進への意欲をかきたてられました。その中でもいつも親身になって話を聞いてくださった研究室の坂手先生に心から感謝しています。背中を後押ししていただき、温かいお言葉とともに導いてくださったおかげで何事にも挑戦することができました。すべては研究室の先生へ夢を語ることからはじまりました。ぜひ皆さんも自身の夢をたくさんの人に伝えてください。勇気をもって踏み出すことで道は開けます。可能性を秘めた学生時代、後悔のない選択をするために、皆さんも楽しみながら夢を全力で追いかけてください。
紡いだご縁からチャンスをいただき、かねて春からは実業団長距離チームの栄養士としてのサポートがはじまります。日々、努力を重ねる選手へ食事が憩いと励みになるよう、そして最大限の力を発揮できるように務めていきたいと思います。まだまだスタートに立ったばかり、周囲への感謝と責任を忘れず、新たな目標に向かっていきます。
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