私は京都女子大学が第一志望ではありませんでした。真面目な校風かつ伝統ある大学で「あなたに合うと思うよ?」と親に勧められたことが入学したきっかけです。
中でも食物栄養学科を選んだ理由は、将来の選択肢が多いと感じたからです。高校3年生の段階では、興味のある分野が多く進路をはっきり決めることができませんでした。医療の道へ進みたい、食品会社で企画開発に挑戦したい、大学院に進学し研究してみたい、さまざまな思いを抱え入学しましたが、病院実習やインターンシップを通して、自分が本当にしたいことは何か、適性のあることは何か、就職活動を本格的に始める3回生後期までに、じっくり考えることができました。
最終的に病院で働く管理栄養士を志望した理由は、尊敬していた先輩を骨肉腫で亡くした経験と特養での臨地実習の経験です。先輩や利用者さまが「食が唯一の生きがいだ」と話す姿は印象に強く残り、栄養管理が全ての医療の基盤であると共に、患者さまのQOL向上に欠かせないものだと感じました。
病院では、がん病態栄養専門管理栄養士の資格取得をめざしながら、生活習慣病から高度な医療を要する方まで心身共に支えられる管理栄養士になりたいと考えています。
京女での学びと人との出会いが
私を成長させてくれた。
A.Mさん内定先:天理よろづ相談所病院「憩の家」
家政学部 食物栄養学科 4回生
選択肢が多く視野を広げてくれる大学での学び。
ご縁と素直さを大切に。
私の大学生活は、周りの人に支えられた4年間でした。 特に就職活動では、履歴書や小論文の添削、進路相談で先生方には大変お世話になりました。沢山失敗し挫けそうになりましたが「行くべき所に行くから大丈夫」と励ましてくださったことで心が救われ、前を向けました。私が大学生活で成長したと思うことは、自分の考えを人に話せるようになったことです。就活で先生方が親身に相談に乗ってくださったことで、自分がどうありたいか、素直な気持ちと向き合い、伝えられるようになりました。結果として、志望の病院に内定を頂くことができ、内定報告では、友人や先生方が自分ごとのように、一緒に泣いて喜んでくれました。自分一人の力では成し得なかったことであり、人の幸せを喜べる素敵な人に囲まれていることに喜びを感じました。
辛い中でもいかに前を向き、自分から行動して周りを巻き込めるかが大切だと感じ、栄養学を学ぶだけでなく精神面でも成長できました。友人や先生方はもちろん、京都女子大学を勧めてくれた両親にも感謝の気持ちでいっぱいです。今後も人とのご縁を大切に、自分から行動する中で、素直に人から学び、目の前の人の幸せを願える人でありたいと思います。
辛い中でもいかに前を向き、自分から行動して周りを巻き込めるかが大切だと感じ、栄養学を学ぶだけでなく精神面でも成長できました。友人や先生方はもちろん、京都女子大学を勧めてくれた両親にも感謝の気持ちでいっぱいです。今後も人とのご縁を大切に、自分から行動する中で、素直に人から学び、目の前の人の幸せを願える人でありたいと思います。