幸せってなんだろう。幸せの基準は人それぞれで…それでも多くの人を幸せにしたいと夢見ていた中学2年生の冬、私は管理栄養士という職業に出会いました。小さな頃から食べることが大好きで、食に関わる仕事がしたいと思っていました。管理栄養士は「食」で健康な明日が訪れるという「あたりまえ」を守れる職業だと思います。そんな職業に憧れ、ただがむしゃらに夢を追いかける日々がスタートしました。料理の知識や技術を身につけたいと思い調理師養成施設指定校である高校に進学し、調理師免許を取得。大学は豊富な経験と専門的でレベルの高い教育が受けられると感じた京都女子大学に進学し、健康教育系列で興味のある食育やスポーツ栄養についてさらに深く学びました。また学外給食実習では幼稚園に行かせていただき、現場での新たな発見や刺激をきっかけに、子どもたちと関わる仕事に就きたいと強く思うようになりました。就職活動では企業理念と園の雰囲気に惹かれた保育園から内定をいただき、夢を抱いてから8年、やっとスタートラインに立つことができました。保育園管理栄養士として、食でこどもたちの笑顔を守っていけるよう、これからもひたむきに頑張っていきます。
(写真:授業給食運営実習の班員との様子)
好きな事を深く学び
新たな挑戦もできたのは京女だから。
Y.Kさん内定先:AIAI Child Care 株式会社
家政学部 食物栄養学科 4回生
「食で笑顔を守りたい」の思いを胸に走り続けた8年間。
最後までやり遂げられたのは仲間がいてくれたから。
新しいことにチャレンジしようと思い少林寺拳法部の入部を決めたのですが、授業後に行う週3回の部活は、決して楽ではありませんでした。課題に追われ退部を考えた事もありましたが、それでも諦めず最後まで頑張りたいと思えたのは同じように頑張っている部活の仲間がいたからでした。学部や学年を超えた仲間がいる部活という居場所は、私にとって息抜きの場となりました。部活動では学生自身が大会の運営をしたり、合宿では全国から20以上の大学が集まり5日間一緒に練習したりと、大学生ならではの経験をすることが出来ました。最後の年には関西大会で入賞でき、初段にも合格し黒帯の取得が出来ました。部員がたった4人の時期もありましたが、より良い部活を創り上げようと日々奮闘した結果、今では25人の部員に囲まれるようになりました。ともに泣いて笑いあえる仲間たちと最高の青春を過ごせたことが部活に入って一番良かったことです。京女という素晴らしい環境で、食物栄養学科だけでなく少林寺拳法部で出逢った最高の仲間たちと過ごせた時間は、かけがえのない宝物です。京女での思い出は社会に出てからも私の支えとなり、明日への活力となることを確信しています。
(写真:部活動 少林寺拳法部の様子)
(写真:部活動 少林寺拳法部の様子)