大学で学んだことを実践し、
社会の助けになりたい。

Y.Kさん進学先:大阪大学大学院高等司法研究科
法学部 法学科 4回生

先生との距離の近さが進路選択での大きな転換点。

もともと私は弁護士に憧れており、法学部に進学することを決めていました。
そして京都女子大学に進学し、女子大唯一の法学部という環境から、女性法やジェンダーに関する授業を受け、多くのことを学び、女性の手助けをしたいと強く思いました。
しかし、時が経つにつれて公務員や民間就職をする方が良いのではないかと悩み、自分の進路についてどうすればよいのか決定することができませんでした。その時に助けになったのが、ゼミの先生からのアドバイスや司法試験に合格された先輩方のお話です。

ゼミの先生が、私の「弁護士になりたい」という気持ちを応援してくださり、今まで進学された先輩や他の先生などを紹介してくださったことで、自分の将来や気持ちについて真剣に考えることができました。また大学院について何も知らなかった私が大学院に進むことを選択できたのは、短期間で受験の準備や自分のことを立ち止まって考えることをサポートして下さったゼミの先生のおかげです。

京都女子大学の先生方はとても学生と距離が近く、疑問に思ったことや相談などをしやすい環境を整えてくださっています。この環境は自分の将来を選択する、進路選択においてとても大きいことだと思います。

女子大だからこその活動に参加してみて。

講義だけではなく、さまざまな活動があることも大学ならではの魅力だと思います。
私は痴漢防止ポスターの意見討論会に大学3回生から2年続けて参加しました。
意見討論会では、駅構内で使われているポスターの問題点を指摘し、ポスターの改善案の作成を提案しました。
ポスター作成にあたり、表現の適切さや効果を考える経験を通じて、世の中で当たり前だと思われていることを疑うことや、社会の中で少数派と考えられている人たちの身になって考えることの重要性について理解を深めました。さらに、自分たちの考えに大人の方が真剣に耳を傾け、提案したポスターが採用されたことは、小さな一歩かもしれませんが、社会を変える一助になり、行動を起こすことに自信を持もつことができました。
これからも問題を抱える人の立場に立って考え、解決のために行動を起こすことを心がけていきたいと考えています。卒業した後も、今回の活動や大学の講義で学んだことを実践し、社会の助けになりたいと強く思います。
このような経験を学生時代にできたことは人生において何物にもかえがたいものとなりました。
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