温かい環境と周囲の方々に恵まれ、
たどり着いた目標。
A.Hさん内定先:京都市(行政)
法学部 法学科 4回生
穏やかな校風と手厚い就職支援体制に心惹かれて。
「どのような事件も被害者と加害者の双方の視点から事実を捉えることが重要である」と中学校の公民の授業で学んだことをきっかけに、法制度に関心を持ちました。中でも、法律で保護された権利が両者にある場合、裁判所はどちらの権利をより優先して判決を下すのかという点に興味が生まれ、詳しく学んでみたいと思ったことが法学部を志した理由です。法学部設置校が数多くある中、私はきめ細やかな就職支援体制、そして何よりも穏やかな校風に魅力を感じ、京都女子大学を志望しました。入学後は一回生時より参加できる就活セミナーが多く開催されていたため、積極的に参加をしました。公務員から民間企業に至るまで、現職の方から職務内容等を詳しく伺うことによって、将来の選択肢を広げることができたと思います。そして校風についても、入学前の印象通り、京女生の雰囲気は温かく誠実で心地よいものでした。勉強や将来のことに対してまっすぐに向き合う、尊敬できる友人たちと出会えたことは、私にとってかけがえのない宝物です。京都女子大学には、個々が自分の課題に真摯に取り組む一方で、お互いを高めあえる環境があると感じています。
京女での学びを、次は京都の子どもたちのために。
京都女子大学は、クラスごとに受ける英語の授業や1回生時から始まるゼミなど、少人数でコミュニケーションを取ることが多い環境です。そのおかげで入学後は多くの人と関わる機会がありましたが、3回生からはコロナの影響を受け、従来のような学生生活を送ることは困難となってしまいました。しかし授業に関しては、Zoomやオンデマンドなどどのような授業形態であれ、全ての先生方が対面授業と変わらず、むしろこれまで以上に細やかなフォローをしてくださったため、より一層勉学に励むことができました。特にゼミの時間は、先生やゼミ生の皆さんとの距離がとても近く、卒論研究はもちろんのこと、就職活動やそれに伴う不安等の相談にまでのって頂くことがたくさんありました。また、進路・就職課の職員の方にも面接のアドバイスをオンラインで対応して頂き、安心して就職活動に挑むことができたと感じています。卒業後は京都市教育委員会へ配属され、子どもたちのために教育環境を整える業務に携わる予定です。未来を担う子どもたちがのびのびと明るく希望をもって歩んでいけるよう、京都女子大学で得た学びと経験を糧に、職務に励んで参りたいと思います。