私は、高校教員として働く両親の姿に憧れ、教員を志しました。高校国語の免許状が取得できることを第一条件に、京都という国文学について深い学びを得ることができる環境であること、仏教学など新たな価値観を身につけられるカリキュラムが設定されていることなどから、京都女子大学への進学を選びました。実際に入学し、授業で扱った作品の舞台に直接足を運び、その空気を自身の肌で感じることで、より深い学びを得ることができたと感じます。また、授業や礼拝を通して深く仏教と関わったことも、とても良い経験となりました。
国文学科の演習の授業は、特に自分自身の力になったと強く感じます。2、3回生で自分の興味のある専門分野を1年間で2つずつ選択し、4回生での卒論執筆に向けて学びを深めます。早い段階で専門分野を決定せず、さまざまな分野を幅広く学習できるこの環境は、教員として国文学に関わるすべての分野を取り扱うこととなる私に非常に合ったカリキュラムでした。最終的に、卒業論文では百人一首を取り扱うこととなりましたが、それまでの演習で学んだ漢文や国語学などの知識は、これからの授業指導に大きく役立つことと思います。
理想の「国語の知識が豊富な先生」になるための
準備ができました。
M.Sさん内定先:静岡県教育委員会(高校・国語)
文学部 国文学科 4回生
歴史色濃く残る京都で、国文学への学びを深めた4年間。
先生方、友人たちとの関わりが自分の支え、そして自信に。
教員採用試験に臨むにあたって、教職支援センターの先生方には本当にお世話になりました。3回生の2月頃から面接対策を中心としたセミナーに参加し、個人面接や集団討論の指導をして頂きました。自分自身に成長が見られず思い悩んだこともありましたが、先生方の情熱的なご指導や、掛けてくださったあたたかな言葉が心の支え、そして自信となり、採用を頂くことができました。
卒業論文執筆では、所属ゼミの先生、学部の友人たちに助けられました。3回生の後半から、卒論執筆に向けて先生と面談や相談を繰り返し行いました。私の掲げたテーマは、研究前例が少ないものであったため手探りの状態ではありましたが、先生が常に気にかけてくださり、きめ細かな指導をしてくださったことで、安心して卒論執筆に取り組むことができました。また、採用試験や教育実習などと並行しての卒論執筆は苦しい場面もありましたが、同じように教職をめざす友人たちと励まし合ったり、一足早く就職が決まった友人たちがさまざまな面で支えてくれたことで、前向きな気持ちで学生生活を送ることができたと感じます。京都女子大学で得た経験や学びを胸に、自分らしい人生を切り拓いていきたいと思います。
卒業論文執筆では、所属ゼミの先生、学部の友人たちに助けられました。3回生の後半から、卒論執筆に向けて先生と面談や相談を繰り返し行いました。私の掲げたテーマは、研究前例が少ないものであったため手探りの状態ではありましたが、先生が常に気にかけてくださり、きめ細かな指導をしてくださったことで、安心して卒論執筆に取り組むことができました。また、採用試験や教育実習などと並行しての卒論執筆は苦しい場面もありましたが、同じように教職をめざす友人たちと励まし合ったり、一足早く就職が決まった友人たちがさまざまな面で支えてくれたことで、前向きな気持ちで学生生活を送ることができたと感じます。京都女子大学で得た経験や学びを胸に、自分らしい人生を切り拓いていきたいと思います。