京女で興味のある分野を深め、
将来の道を確信した。
N.Kさん進学先:兵庫教育大学大学院学校教育研究科特別支援教育専攻障害科学コース
発達教育学部 教育学科 教育学専攻 4回生
特別支援教育ゼミで学んだことが大学院進学に繋がる。
京都女子大学を選んだ理由は、小学校の教育実習が公立と私立でできるため、そこで得た経験が現場に出たときに大きな糧になると考えたからです。私は小学校4年生の頃から学校の先生になりたいと考えていました。当時、同じクラスに特別支援学級に在籍していた障がいのある生徒がおり、私は特別支援学級に何度か足を運んでいたので、その頃から特別支援教育に興味を抱き始めました。かねてから特別支援教育について勉強したいと思い、発達教育学部に入りました。3回生の時に特別支援教育のゼミに入り、療育施設を見学するなど特別支援教育の学びを深めました。そこで知的障がいのある児童の教育に深い関心を持ったことや、アルバイトで放課後等デイサービスで働いていたこともあり、もっと特別支援教育について学びを深めたいと思ったため大学院進学を決めました。大学院進学を決意してからは、大学の図書館に毎日通い、特別支援教育関連の書籍をたくさん読み大学院入試の対策をしました。また、入試時に提出する研究計画書の作成の時に、ゼミの指導教員から熱心にご指導をいただきました。
さまざまな子どもたちの個性や能力を伸ばす教育がしたい。
3回生から入る少人数制のゼミで特別支援教育について学びを深め、社会で生きづらさを抱えている人たちの支えになりたいと思い、大学主催の「京都女子大学宗教・文化研究所主催懸賞論文」で障がい者を取り巻く問題について執筆しました。その時、ゼミの指導教員にたくさん助言や添削をしていただいたおかげで完成させることができ、秀賞を受賞しました。ゼミでは、自分の興味のあるテーマをそれぞれパワーポイントを作って発表し、行動に問題がある児童生徒の事例を取り扱い、もし自分が担任だったらどのように関わったら良いか等を熱心に議論しました。卒業論文執筆の際も、ゼミの仲間たちと切磋琢磨して励まし合い最後まで頑張ることができました。京都女子大学の学生は、真面目で何事も熱心に取り組むことができる人が多くいて、私にとって京都女子大学で過ごした時間はとても有意義なものになりました。また、私は大学院修了後は特別支援学校の教諭として働きたいと考えています。大学院でさらに知的障がい児の教育について知識を深め、大学生活で得た経験とゼミで得た知識を活かして現場で活躍したいと思います。