子どもの心に寄り添う
指導員をめざして。

M.Iさん内定先:社会福祉法人共生会 江戸川つむぎの家
発達教育学部 教育学科 心理学専攻 4回生

夢を現実に変えてくれた、心理学の授業。

私は高校生の頃から児童指導員になりたいという思いがあり、京都女子大学の心理学専攻を選択しました。しかし、ある程度やりたいことが見えているとはいえ、「本当にこの仕事が自分に合っているのか」と迷うことも多々ありました。そんな時、進路について考えるヒントになったのが、心理学の授業や、大学で出会った友人でした。
認知心理学や、臨床心理学、発達心理学、犯罪心理学など、幅広い分野の心理学の授業を選択する中で、もっと深く学びたいと思った授業が福祉心理学の授業でした。同じ授業を選択した友人と話す中で、人によって興味をもつ分野や対象が異なることを知り、「やはり今の自分にはこれしかない。とにかく挑戦してみよう」と意思を固めることができました。
心理学は、人の心に向き合い、問題をどのように対処していくべきなのか、科学的に明らかにしていく学問だと私は考えています。心理学を学んだこの4年間で、自分の心を客観的に見つめ、自分自身のことが少しだけわかってきたような気がします。そうした面でも、心理学は就職活動に役に立ったと考えています。

苦しい時は、自分が成長している時。必ず春は来ます。

私は、一般入試前期を受験しました。京都女子大学が第一志望だったのですが、思うように成績が伸びず、直前の模試もE判定でした。今でも当時の日記を読み返すと、辛く苦しかった時の記憶が甦ります。当時の自分には合格しか頭にありませんでしたが、今思えばどんな結果になったとしても、何かを得るために努力した日々は決して無駄ではなく、今の自分を構成する一部になったと思います。今もし過去の自分に会えたなら、「あなたの最大の味方は、未来の私です。大丈夫だから、頑張って!」と伝えたいです。
合格通知を見た時の感動は、一生忘れません。私は受験で多くのことを学びました。やらなければならないことや、弱い自分とひたすら向き合ったのも、自分がどれだけ周りの人に支えられていたのか知ったのも、人生で初めての経験でした。
ずっと憧れだったキャンパスは明るく清潔感があり、学生も真面目で優しい人が多く、学生生活はとても穏やかで楽しいものでした。この大学を選んで本当に良かったです。
  • 就職支援
  • 京女の就活力