ゼミ生みんなで作り上げる 全編英語のミュージカル。

文学部 英文学科 4回生N.Tさん

ミュージカル上映時の字幕翻訳も担当。

文学部英文学科日髙真帆教授のプロダクションゼミでは、毎年、卒業制作として全編英語によるミュージカルを上演します。英語劇に興味を持ったきっかけは、1回生のときに先輩が出演する英語劇を見て感激したから。舞台で歌い演じるキャストの姿だけでなく、裏方の仕事もすべて学生が担うことに魅力を感じ、「私もやってみたい!」と2回生からミュージカル・クラスに。舞台美術から照明・音響・衣装・ヘアメイク・振付・字幕制作まで、すべて学生主導で取り組み、英語力及び英語での表現力の向上を目指して日々練習に励んでいます。3回生で取り組んだ公演は、幅広い作品から24曲の名曲を組み合わせたコンサート形式のもの。私はキャストとしての出演に加え、字幕翻訳も担当しました。場面に合わせ、簡潔でわかりやすい表現を考えるのは難しかったですが、ゼミ仲間の励ましやアドバイスもあり、無事完成させることができました。次は、私たちが中心となる卒業公演。4年間の学びの集大成として、後悔のないよう全力を尽くしたいと思っています。

チャレンジする面白さとやりがいを実感。

プロダクションゼミの一番の魅力は、一つの目標に向かってチーム一丸となって頑張れること。公演に向けて準備をしていく中で、それまで話すことのなかった同級生や先輩、後輩とも深く関わり、さらにチームの絆を深めることができました。舞台は一人ひとりの力がひとつになった時に初めて完成するもの。中高時代にチーム競技を経験していた私にとっては、とてもやりがいを感じています。また、何事にも挑戦する気持ちもより強くなりました。歌は得意ではないので、キャストのオーディションを受けるのも最初は迷っていましたが、思い切ってチャレンジ。練習を重ね、本番で歌い切れたたときは感動で胸がいっぱいになりました。卒業後は、1年弱の海外経験を積み、留学を支援する仕事に就く予定です。英文学科で学んだ知識や英語劇に取り組んだ経験は、国際的な視野を広げるとともに、異文化を理解するうえでもきっと役立つと考えています。

Profile

文学部 英文学科 4回生
N.Tさん

  • 就職支援
  • 京女の就活力