華やかで心に残る 京女らしい「花まつり」を演出。

文学部 史学科 3回生N.Kさん

小さなブーケを組み合わせ、舞台を装飾。

京女生の学内外の活動を支援する「らしつよチャレンジ」の一環として、花まつり企画に取り組みました。「花まつり」とは、4月8日のお釈迦さまの誕生日を祝う行事で、京女でも毎年行われています。伝統ある行事ではありますが、学生の中には、花まつりの意味をあまり知らなかったり、参加のきっかけを持てなかったりする人もいました。そこで、京女らしく華やかな花まつりを実施し、より多くの学生に親しんでもらおうというプロジェクトが立ち上がったのです。お釈迦さまに甘茶をかける花御堂、雅楽部演奏やファッションショーが行われる会場を季節の花で飾りつけるのは、私たち華道部の役割。どんな花を使うか、どんな色合いでまとめていくかなど、一つひとつ話し合いながら進めていきました。そこで出たアイデアのひとつが、小さなブーケを組み合わせて会場を装飾するというもの。見た目にもかわいらしく、花まつり終了後は学生に花を持ち帰ってもらえる点もいいのではないかと考えました。

自主的に考え、実行する力が身についた。

春休み中だったので、参加できた部員は限られていたのですが、みんなで力を合わせて100個のブーケを作成。準備は大変でしたが、当日は予想以上の学生が足を止め、花まつりに参加してくれました。ブーケも喜んでもらえ、みんなに花まつりの意味を知ってもらう良い機会になったと思います。このプロジェクトを通して身についたのは、自分たちに何ができるかを考え、それをカタチにして実現する力。迷ったり、悩んだりすることもありましたが、相談できる仲間やアドバイスをくださる先生方のおかげで、満足のいくものにできました。この経験は、社会に出てからも生かされると思います。来年度は、部員みんなでアイデアを出し合い、京女の花まつりをより華やかに楽しく盛り上げていきたいです。

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文学部 史学科 3回生
N.Kさん

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