仲間と全力で取り組み、 手にした優勝カップ。

法学部法学科 3回生M.Iさん

挑戦のきっかけは、国際法の授業。

私の学生生活の転機は、2回生で国際法を専攻する前田先生の授業を受けたこと。その授業を通じて国際的な効力を有する法律の面白さを知り、グローバルな内容を学ぶ授業に興味をもつようになりました。それ以降、国際法や国際人権法、平和研究など、国際関係の授業を多く履修しました。授業の中では、人種差別のような社会問題について学生同士で意見を出し合うことも。その議論から刺激を受け、社会問題への理解を深めることができました。その後も、さらに国際法の理解を深めようと、ゼミ選択の際も前田ゼミを希望。グローバルな視点でものごとを見る力を身につけるべく、日々勉強に励んでいます。また前田ゼミでは、2013年から毎年ゼミ生が「関西国際法ディベート大会」に参加する伝統があります。私もチームリーダーとしてゼミの仲間とともに挑戦し、忘れられない思い出を作ることができました。

ディベートから学んだ、他人を尊重することの大切さ。

関西国際法ディベート大会では、国際法に関する内容をテーマとして肯定派と否定派に分かれてディベートを行います。私たちは「国家責任」をテーマに、チーム一丸となって関連文献を読み解き解釈を話し合うことで、内容を詰めていきます。ときにはチーム内で意見が分かれ議論になることもありましたが、その中から新たな発見や気づきを得ながら、チームの主張を固めていきました。さらには、過去に出場した先輩方からのアドバイスなど心強いバックアップも。その結果、私たちも自信をもって大会に臨め、優勝という最高の結果で前田先生や先輩方に感謝の気持ちを示せたと思っています。ディベート大会を通じて学んだのは、相手の矛盾を突くばかりでなく、相手の主張を理解したうえで、自分たちの主張が”より”正しいと納得させる根拠を示すことが重要だということ。相手を尊重しながら自分の考えもしっかりと伝え、全員が納得できる方法を探していく姿勢は、今後就職活動の際や社会人となって以降も大切にしていきたいです。

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法学部法学科 3回生
M.Iさん

  • 就職支援
  • 京女の就活力