正しいニュース映像を
視聴者に届ける
やりがいのある仕事。

M.Iさん勤務先:有限会社映像企画イデア
現代社会学部 現代社会学科 卒業

報道の感じ方が変わる映像編集のすごさ。

大学進学時には、将来像がはっきりしなかったため、社会全般について学べる現代社会学部に入学しました。そして「自分の好きなことは何か」を探すためにいろんなことに挑戦。ゼミでは、3回生の時に自分の出身地である香港の社会問題「家事労働者“domestic helper”の虐待」について学ぶために香港で現地調査に取り組み、レポートを作成しました。また、NGOやインターンシップにも参加。NHKの3日間のインターンシップでは「映像ジャーナリスト」としてカメラマンや編集を体験することができました。そこで初めてカメラや編集機に触れ、同じ素材を使っても編集する人によって、その報道の感じ方が変わるという編集のすごさを実感。この経験から「映像編集に携わり、社会に関心のない人々に対して、報道に関心を持たせるようにしたい」と思い、テレビ局で映像に関わる仕事をめざし始めました。

夢をサポートし続けてくれた教授の存在。

いまはテレビ局で国際に関するニュースの映像編集をしています。原稿を読んでどのような映像が必要か編集とディレクターの二人で考え、ディレクターは決められた長さに原稿を合わせて書き直し、編集はそれに合わせて映像を編集し、音の調節などを行います。「このニュースは何を伝えたいか」を考えながら映像素材を探し、編集し、自分の想像しているものが視聴者に伝わるかを自問自答する毎日です。いま充実した日々を過ごせているのは、京女での経験のおかげだと思います。就職活動は難航しましたが、それを後押ししてくれたのは教授の存在でした。1回生からゼミがあるため教授との距離が近く、ずっと自分の夢をサポートし続けてくれました。大学時代に学んだ「何事にもためらわずに自分の関心あることは挑戦する」という姿勢を忘れず、映像をメインとした意見・ニュースを提案できるようになりたいです。