着物や帯の図案の素晴らしさなど、
着物の魅力を再発見。

家政学部 生活造形学科 4回生                   F.Aさん M.Mさん

髙島屋史料館の展覧会で着物と帯を1/2サイズで再現。

小学生の頃から、デザインやファッションに関わって生きていきたいと思っていました。京都女子大学に入学してからは、アパレル企画製作部twinkleにも入部し、学生だけのファッションショーにも参加。高島屋の百選会に着目したゼミ活動の中で、大阪の高島屋史料館で開催された企画展「キモノ★ア・ラ・モード」に参加し、展示物の制作やグッズのデザインを行いました。特に印象に残っていることは、現存しない戦前の着物を1/2サイズで再現したものを6体制作したこと。モノクロの着物図案をカラーに着色するのは難しかったのですが、再現するためにたくさんの資料を見て、柄の配置などの細部にまでこだわりました。当初は、着物図案についての理解を深めることで、自分の作品にも生かせる部分があるのではないかと考えていました。

期待以上の成果を得て、それを今後に生かしていきたい。

この活動を通して、当初期待していた以上に着物の魅力について知ることができました。図案の斬新さや美しさ、当時の美意識を感じ、柄の表現の幅広さや素晴らしさはもちろん、着物と帯の組み合わせや着方によっていろいろな見せ方やアレンジができることなどに気づけたと思います。また、特別なものだった着物の存在が、身近に感じられるようにもなりました。大学生になって変わったことの一つに、自分のこだわりが貫けるようになったことがあります。それは、お互いに認め合い切磋琢磨できる仲間がいるという環境と、表現したいことを形にできるように手厚くサポートしてくださる先生方や職員さんのおかげで成長することができたのだと思います。大学生活を通して身につけたさまざまな力を、今後の作品制作や仕事に生かしていきたいと考えています。

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家政学部 生活造形学科 4回生                   
F.Aさん M.Mさん

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