2000年から構築・運用しているMac60台を設置した情報処理室は、現代社会学部の水野先生が構想を練り、私が現場に落とし込みました。Macを設置したのは、Windowsが普及して使用頻度が高まるなか、大学生の間に異なるOSに触れる機会をつくろうと考えたからです。なかでもMacを選択した理由はふたつ。ひとつは「パソコンはこうあるべき」という思想がWindowsと異なっていたこと、そして導入時期がちょうどMac OS 9からMac OS Xへの過渡期に重なり、新しいOSが今回の環境での利用に向いていたからです。 まずハードウェアがあり、その上でソフトウェアを動かすこと、ソフトウェアによってパソコンの使い勝手が決まることなどを、理解してほしいですね。