大学で培った知識と
現場での経験を
理想のものに反映したい。

M.Nさん内定先:ケンミン食品株式会社
食物栄養学科 4回生

食品メーカーや品質管理の仕事に関心をもつ。

2回生の時、1グループ10人で100食の給食を作成し提供するという「給食運営実習」で、グループリーダーを経験しました。この実習では、家のキッチンで試作を重ねて納得のいく料理をつくることができても、いざ大量調理に落とし込んでみるとスムーズに調理が進まず、思うような仕上がりにならないことにもどかしさを覚えました。そして、器具をはじめ、安全・衛生管理などの大量調理特有の構造を知らないと、安全で美味しい料理の提供やスムーズな調理工程を組み立てることができないことも実感。「つくりたい」と思うものがあっても、現場を知らずに理想のものをつくることはできないとわかり、食品メーカーや品質管理の仕事を視野に入れる機会にもなりました。その後、3回生の5月に実施された「進路ガイダンス」をきっかけに、就職を意識し始め、少しずつ企業研究をしていきました。

多くの時間と経験を共有したかけがえのない友人。

食品メーカーを希望するにあたって、将来的に海外向けの商品開発や市場開拓に関わりたいという思いがあり、TOEICも受験しました。課題や学外実習といった専門科目に費やす時間を削りたくなかったため、TOEIC対策は「英語ⅡB8」の授業時間内だけで完結させると決め、授業に集中して勉強。その結果、705点という点数と履修単位を取ることができました。さまざまな試験の前やレポート提出前など、友人たちの存在をありがたく感じることも頻繁にありました。日常生活でも、自分の行動や思ったことを相手にしっかりと説明することを意識したことで、面接試験でも自分の言葉で答えることができ、内定に結びついたと思います。春から配属になる品質保証部では、品質ならびに安全性の検査などの品質管理活動を行います。大学で培った知識と最後まで粘り強くやり遂げる力に加え、現場で経験を積みながら、お客さまに満足していただける理想の商品をお届けできるよう頑張ります。
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