大学の経験を通して、
自分の人生を豊かなものに。

A.Yさん内定先:三井住友信託銀行
文学部 国文学科 4回生

漢文学を学ぶことが、発想力を培うことに繋がった。

私の大学を選ぶ基準は、充実した環境で日本文学を学べることでした。1回生では幅広い分野の作品を学び、2回生になる頃にはより古い時代の作品に興味をもつようになりました。明確に漢文学に興味をもつようになったのは3回生のとき。ゼミで漢文学を受講したところ、日本文学の始まりに大きな影響を与え、読み解く上では読解能力とさまざまな書物を読み解く必要がある漢文学におもしろさを感じました。卒業論文においては『文選』における鴨と鶩が『万葉集』で詠まれる鴨と関係性があるのかということについて、自分なりに検討し、取り組みました。人生で初めて紀元前の作品に触れ、自分自身の発想力を最大限活用しつつ先生やゼミの友人と意見交換をした経験は、自身の成長に大きく繋がりました。

発想力を仕事に生かす。

就職活動期間は、大学から提供される情報に目を通し、大学の先輩にも模擬面接や自己分析の協力をしていただきました。さまざまな企業の説明会に出席することで多くの企業に出会い、自分自身が本当にやりたい仕事は何かを見出すことができました。面接では、漢文学を学び身につけた発想力、アルバイトで身につけたコミュニケーション能力、茶道・書道・ピアノといった習い事の継続力をアピールしました。内定先ではさまざまなお客さまと関わり、信頼関係が必要になると思うので、発想力を活かしお客さまのご要望のその先まで叶えられるような、心の底から信頼していただける社会人になることが目標です。また、社会人になってからも日々勉強し、努力を忘れずに過ごしていきたいと考えています。
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