大学で学んだ知識と自分らしさで、 コンテストの最優秀賞を受賞。

家政学部食物栄養学科 4回生R.K さん

新たな経験を求めて、コンテストに挑む。

4回生になり、大学で学んだ知識を活かしてみたいと思い、新たなチャレンジを模索していました。そんな中、京都女子大学と包括協定を締結しているハイアットリージェンシー京都が、大学と共同でスイーツのレシピコンテストを開催することを知り参加を決意。しかし「京都、東山、和風、健康等」をテーマとしたこのコンテストは、ただ美味しいだけのスイーツでは評価されません。生活習慣病の予防や健康増進が重視される時代の中で、糖質や脂質、カロリーを気にせず食べられるヘルシーさが求められるものでした。そのため私は、管理栄養士をめざす学生らしいアイデアを詰め込んだレシピの考案に取り組みました。

食べる人のことを想う、優しいスイーツを考案。

レシピを考えるにあたって私は、ホテルのHPなどからコンセプトや企業のイメージを研究。それらとコンテストのテーマを組み合わせることで、オリジナリティを追及。さらに専門知識と私らしさを融合させ、新たなスイーツを生み出すことに注力しました。こうして完成した作品が、水を飲めば健康長寿のご利益があるといわれる清水寺・音羽の滝をイメージしたスイーツ「音羽の滝 満月です。「食べた人が健康になるように」という願いを込めて表現した音羽の滝。血中の中性脂肪やコレステロール値の調節を助ける働きがある、といわれる不飽和脂肪酸を含むごまやオリーブオイルを使用。多様な視点から食べる人のことを想った作品を評価していただき、コンテストでは最優秀賞をいただくことができました。またホテルでは、このスイーツを実際に販売していただくことに。私の考案したものが実際に店頭に並ぶという貴重な経験を得ることができました。

(写真:コンテスト応募時のケーキ)

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家政学部食物栄養学科 4回生
R.K さん

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