最後までやり遂げることで、 自信がつき、実践力が養われた。

家政学部生活造形学科 2回生U.Mさん

生活デザイン研究所のプロジェクトは、学んだことを活用する機会。

生活造形学科は建築・アパレル・意匠の3分野が学べます。実際に1回生のうちから建築の基本も学べたうえ、アパレルの実習で服も製作しました。意匠ではCGソフトのイラストレータ、フォトショップなどのソフトに触れることができました。また、大学入学前から、地域と連携した活動を行っている生活デザイン研究所に興味があり、私も何かやってみたいとすぐに登録。東山警察署の組織犯罪防止ポスターや南丹市の黒豆商品のパッケージなどのプロジェクトに参加しました。東山消防署のキャラクターデザインもチャンスだと思い、挑戦することを決意。龍をモチーフにするという条件のもと、その可愛らしさと勇ましさを兼ね備えたキャラクターを考えました。

カラーデザイナーをめざして、知識とスキルを磨く。

デザイナーはクライアントの要望に応えるのが仕事です。また、キャラクターは地域の皆さんに愛されるものでなければなりません。頭を使って考えるだけでなく、消防署に行き、本物の防火服やヘルメット、消防署員の皆さんの姿を見せてもらったことで、地域の人のために尽くす思いを感じ、キャラクターを勇ましい姿に仕上げたいという気持ちが強くなりました。また、着ぐるみまで製作することを想定されていたため、後ろ向き、横向きのフォルムも描き、鼻の長さや指、うろこなどの細かいディテールに苦戦しながら、消防署の方とも何度も話し合いを重ね、細部を修正していきました。テーマを理解し、わかりやすいデザイン表現を行い、手を抜かないで最後までやり遂げるというプロセスを通して、自信がつき、実践力が養われたと思います。今後も知識とスキルを磨き、将来の可能性を広げていきたいです。

Profile

家政学部生活造形学科 2回生
U.Mさん

  • 就職支援
  • 京女の就活力