チーム一丸となって取り組み、優勝を手に。

法学部 法学科 3回生M.Uさん

国際法の授業に刺激を受け、ゼミを選択。

2回生前期に受講した国際法の授業で、高校時代に習った条約や国際事件、出来事などがたくさん登場し、もっと深く学びたいと思うようになりました。その上、前田ゼミでは2013年から毎年、「関西国際法ディベート大会」に出場しています。国際法の知識を得ることに加え、得た知識を実践できるため、国際法の前田ゼミを志望しました。24回目を数えた2019年度の「関西国際法ディベート大会」で、私たちは「自己判断留保の無効性」というテーマで相手チームと討論。大会本番で論理的な主張ができるように、ゼミの仲間と毎日夜遅くまで学校に残って、日本語に限らず、英語やフランス語など、読み慣れない大量の文献を繰り返し読み込んで、話し合いを重ねました。主張の構成についても何度も練り直し、時にはぶつかり合うこともありましたが、全員が本気で一つの課題・目標に向かって取り組み、納得のいく準備を整えました。その結果、ディベート大会本番では論理的な討論を展開することができ、優勝という最高の結果を手にすることができました。

多面的に物事を見て、判断できるようになった。

「関西国際法ディベート大会」に出場したことで、一人では達成できないことでも同じ熱い気持ちを持った仲間となら成し遂げられるということを実感。また、しんどい思いをして得た結果だからこそ大きな喜びがあることを学びました。今後、仕事などで苦しいことがあっても、この経験で得たことを忘れず、苦労の先に待ち受ける喜びを信じて、逃げ出さずに取り組みたいと思います。さらに、ゼミでの活動以外にも短期留学やアルバイト、インターンシップなど多種多様な経験を通して、高校時代とは比べものにならない多くの人と接し、さまざまな刺激を受けています。その結果、大学入学前は物事を一面的に捉えて判断することしかできませんでしたが、大学生になってからは多面的に物事を見た上で判断できるようになりました。将来はこれまですべての経験を生かして、個々の能力、チームワークが高いレベルで求められる金融の世界で、国内外問わず、社会に貢献したいと思っています。

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法学部 法学科 3回生
M.Uさん

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