サイズやデザイン・おいしさを両立させ、最優秀提案に。

家政学部食物栄養学科 3回生A.Iさん

自分の好きなものを組み合わせてケーキを考案。

「食品開発論」の授業の一環として、京都の人気洋菓子店「マールブランシュ」と連携し、“冬をイメージする生ケーキ”をテーマとしたコンテストに参加しました。サイズは縦6.5cm、横6.5cm、高さは9cm以内で、11月から2月に手に入りやすい冬の素材を使ったもので、持ち帰ることを考慮して崩れやすいデザインは避けること、といった条件がありました。クリスマスはテーマから外されていたため、それ以外で冬をイメージするもので考えなければなりません。私は、マールブランシュで人気の高いモンブランと、自分自身が好きなほうじ茶を組み合わせ、さらに小豆も加えたケーキのレシピを考案しました。サイズやデザイン、素材や価格などさまざまな条件を満たし、かつ、おいしいケーキを考えるのは思いのほか楽しかったです。

成し遂げるための努力を惜しまず、挑戦する。

これまで受けてきた授業や、「食品開発論」で勉強したことが生かせたと思います。とは言え、最初に思いついたものを素直にそのままレシピにしたため、約50人の参加者の中から、最優秀提案に選ばれて驚きました。賞を受賞したり、何かに選ばれたりすること自体が初体験だったため、表彰式は緊張しました。しかし、マールブランシェのパティシエの方に試作品を作っていただき、大勢で試食もさせていただき、本当においしかったので、うれしい経験ができました。大学に入ってから、成し遂げるための努力を惜しまなくなったことが、今回の最優秀提案に結びついたのかもしれません。将来は、管理栄養士の資格を活用できるかどうかに関わらず、周りの人の生活を少し豊かにしたり、楽しくしたりするような仕事をしていきたいと考えています。

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家政学部食物栄養学科 3回生
A.Iさん

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