300人の学生パワーを集結し学生祭典を盛り上げる。

発達教育学部 教育学科 心理学専攻 3回生I.Aさん

大学や企業、行政、地域と連携し活動。

1回生から「京都学生祭典」の実行委員として活動しています。京都学生祭典とは、京都の学生が主体となってつくりあげる、秋の大祭典。毎年10月、平安神宮前・岡崎プロムナード一帯を会場に、創作おどり「京炎 そでふれ!」の演舞をはじめ、音楽コンテストや縁日などを実施し、10万人以上の来場者を集める一大イベントです。この京都学生祭典の企画・運営を担うのが、約300人の実行委員。大学や企業、行政、地域の方々と連携しながら、年間を通じてさまざまな取り組みを進めています。実行委員会には企画運営部、営業部、広報部など7つの部署があり、私は年間交流部の部長を務めています。地域のお祭りやボランティア活動等への参加、国際交流イベントの企画・実施など、活動内容は盛りだくさん。年齢も国籍もさまざまな方々と接するので、視野が広がり、コミュニケーション能力も身についてきました。また、どうすればメンバーの意欲を高められるかを考えながら行動できるようになったことも、自分自身の成長につながっていると思います。

裏方だからこその、大きな達成感。

京都学生祭典は年々規模も大きくなり、認知度も高まってきました。17年目を迎える今年のテーマは、「京都から挑み、ともに新時代へ。」。舞台の見せ方を工夫したり、小さな子どもたちも楽しめる企画を取り入れたりしながら、昨年以上に盛り上がる祭典にしたいと考えています。私たち実行委員は、舞台に立ってパフォーマンスをするわけではありません。大きな歓声や拍手をもらえるわけでもありません。でも、だからこそ味わえる達成感もあるのだと、3年間の活動を通して知りました。パフォーマンスをする学生や観客のみなさんの笑顔を見ると、今までの苦労や疲れも吹き飛びます。私たちの目標は、いつか京都学生祭典を京都4大祭の一つと言われるようにすること。会場にいる誰もが笑顔になれるよう、今年もみんなで力を合わせて頑張っていきます。そして、この経験を糧に、子どもの心のケアに関わる仕事に就きたいという夢も必ず叶えたいです。

Profile

発達教育学部 教育学科 心理学専攻 3回生
I.Aさん

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  • 京女の就活力