大学では韓国語を、
寮では英語を使い、
さまざまな能力を身につけた。

N.Yさん交換留学 韓国 亞洲大学に約4ヵ月留学
現代社会学部 現代社会学科 3回生

現地の文化を肌で感じながら韓国語の力を伸ばした。

中学生の頃に、K-POPをきっかけに韓国に興味を持ち、高校で2週間だけ留学を経験しました。しかし、それでは物足りず、留学できる大学を探し、京女に入学。韓国語の授業を履修しながら、交換留学の選考通過に必要なことを考え、逆算して計画を立てました。留学先である亞洲大学では、留学生は基本的に英語で行われる授業を履修するため、英語が苦手な私は履修登録に不安を感じていました。しかし、周りの韓国人の先生や友人に助けられ、韓国語で行われる授業を履修することができ、「ここでなら頑張れそうだ」と感じたことはよく覚えています。韓国の歴史や文化を学ぶ「韓国の文化」では博物館見学に出かけ、「テコンドー」で体を動かしながら学ぶなど、体験を通して韓国語の能力を伸ばすことができました。授業の予習・復習やテスト週間には、寮の読書室や24時間開館している図書館を活用し、よく勉強もしました。

(写真:留学先 亞洲大学での授業の様子)

異文化理解や韓国語に加え、コミュニケーション能力も向上。

寮での生活も刺激的でした。亞洲大学にはヨーロッパからの留学生が多く、寮には韓国人だけでなく、さまざまな国籍の学生が暮らしています。私は英語での会話が苦手な分、表情やボディーランゲージを意識して外国人学生と接し、親しくなることができました。ルームメイトのドイツ人とは、お互いの誕生日を祝ったり、ドイツの文化や習慣について教えてもらったり、楽しい時間を過ごしました。留学生をサポートする団体や、日本研究会というサークルを通して仲良くなった友人もいます。留学の目標は異文化理解と韓国語の表現力を身につけることでしたが、これ以外にもコミュニケーション能力や行動力、自主性など、さまざまな点で成長できたと感じます。留学前は苦手意識が強く、避けていた英語にも取り組みたいと思うようになりました。また、現在は韓国語能力試験4級ですが、6級取得をめざして勉強を続けていきます。

(写真:留学先での様子)