視野を広げつつ、
根気や知識を
身につけた4年間。

M.Oさん内定先:出版関係
文学部 国文学科 4回生  

ゼミで作品と向き合うことが、自分を知ることにつながった。

大学を選ぶ基準は、教員免許が取得できることと、日本文学を学べることでした。1回生のうちは教員になるつもりでしたが、違う道も考えようと思い立ったのは2回生の頃。大学の講義を受けているうちに自分の視野の狭さ、知識の浅さを痛感したのがきっかけです。やりたいことを明確にするために通学時間を活用し、さまざまなジャンルの本を読みました。また、大学の講義では3回生のゼミで太宰治『魚服記』について自分なりに仮説を立てて検討するという課題に取り組みました。ここで論文の基本的な書き方や文学作品に対するアプローチの仕方、作品の新たな読み方を学修。先生や他のゼミ生の意見を参考に、一つの作品に一年かけて向き合うことは、就職活動で自分自身と向き合うことに大きくつながりました。

数多くの出会いと友人に恵まれ、支えられた日々。

国文学科では文章を読む、書くということを繰り返し行います。根気も知識も確実に身につくため、エントリーシート作成にも、面接にも必要な「国語力」を積み重ねていくことができました。私は就職先として企業も視野に入れつつ、高等学校教諭一種免許(国語)、中学校教諭一種免許(国語)、小学校教諭二種免許の資格も取得しました。講義数や課題も多く、途中で投げ出したくなる時もありましたが、先生方や一緒に頑張る友人に支えられ、充実した大学生活を送ることができました。日本各地から学生が集まる大学だからこそ、数えきれないほど多くの出会いに恵まれ、卒業後も深く付き合っていける友人ができたことに感謝しています。来春からは本に携わる仕事をします。読書という文化を今の世の中に再構築できるように、まずは出版に関わる基礎知識から蓄えていきたいと考えています。目標は「読書ブームを起こす」ことです!
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