教育と福祉の両方から
子どもを支える養護教諭に。

S.Oさん内定先:東京都 養護教諭
発達教育学部 教育学科 養護・福祉教育学専攻 4回生※
※2022年度に所属している学部・学科名を記載しています。

学びを通して、教育現場における福祉的知識の必要性を実感。

養護教諭をめざしつつも、社会福祉士やスクールソーシャルワーカーの勉強をしたのは、京都女子大学で学ぶうちに養護教諭の専門性、専門職(社会福祉)の価値、教育現場における福祉的知識の必要性、スクールソーシャルワーカーと養護教諭の連携やチーム学校の必要性について考え、感じることが多かったから。学校や地域機関と連携した学びを通じて、児童・生徒の健康問題を的確に把握し、解決、予防に導ける力を養えたと思います。採用試験にあたっては、試験内容や試験方法、地元からの距離などを踏まえて自治体を決定した結果、東京都を志望することにしました。学校で「チーム学校」として連携する際に、養護教諭という立場として、また福祉の知識を学んだ経験からその専門性を生かし、多様な視点で子どもたちに対応し、抱える課題にアプローチしていくことに生かしていきたいと思っています。

学びながら、頼りながら、子どもたちの健やかな生活をサポート。

複数の自治体で教員採用試験を受験したため、受験科目をある程度まとめるようにし、対策を効率よく実行。また、自分一人だけで行うのではなく、友人と協力したり、教授に助言をいただいたりしながら、筆記対策、面接対策などに取り組みました。養護教諭だけでなく、福祉分野についても学ぶことができた経験もアピール。現在、日本には教育的・身体的な課題だけではなく、福祉的な課題をもつ子どもも多くいるため、教育だけではなく、福祉の視点からも養護教諭としてアプローチすることができたり、スクールソーシャルワーカーの必要性を理解し、連携につなげていくことができたりする、という点を強みとして伝えました。実際に学校で働く際には、大変なことがたくさんあると思いますが、自分自身で学びながら、周りにも頼りながら、子ども達が健やかな生活を送ることができるように、養護教諭として一生懸命働いていきたいです。 
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