Days:京女生のリアルな学生生活を連載中!Days:京女生のリアルな学生生活を連載中!

京都高島屋の新作浴衣に関わり、日本ならではのデザインにも惹かれるように

2017年11月30日

家政学部 生活造形学科 S・Eさん

ファッションについて幅広く学べ、毎日が楽しい

自宅で服をつくってくれていた母親の影響もあり、小さい頃から洋服が大好きで、4年間かけて幅広く学べる京女に進学。学び始めるまでは服飾関係の仕事を詳しく知らず、デザイナーに最も憧れていましたが、実習では型紙をつくるのも面白く、パタンナーにも惹かれています。マーチャンダイザーやバイヤーなどの職務も興味深くて、今は将来の目標を模索しているところ。その際にどんな道にでも進めるよう、あらゆる分野をしっかりと学んでいます。
京女は先生との距離がとても近く、アドバイスやアイデアもたくさん与えてもらえます。授業中も質問しやすくて、とにかく先生方とお話するのが楽しい。「こういう手法もあったのか!」などと発見の連続で、毎日、授業を受けるのが待ち遠しいほどです。 

大好きな実習を通じて、新作浴衣のモデルを体験

立体裁断のテクニックを学んで作品をつくる「ファッションデザイン学実習」も大好きな授業のひとつ。その担当の青木美保子先生からお声がけがあり、2017年7月、京都髙島屋で開かれた新作浴衣のファッションショーに出演しました。学科生13人で参加したのですが、13点のうち4点は、機械を使って織物に柄や模様を染めつける機械捺染(なっせん)の図案から復刻された柄。京都工芸繊維大学美術工芸資料館の所蔵品から候補が出され、青木先生のゼミに所属していた先輩方が選定や色のアレンジに協力されたそうです。私が選んだのは4点のうちの一つ、古典柄の矢絣(やがすり)に百合の模様。先輩方の提案により、もともとのベージュがイエローに置き換えられたカラーリングも素敵で一目ぼれ。青紫との対比も映える大人っぽい仕上がりで、うれしいことにショーでも大好評を博しました。 

日本の古典柄を学び、今に生かして受け継ぎたい

出演時にはバックヤードに入らせていただき、百貨店の裏側を垣間見られました。婦人服フロアの販売員という職業にも興味があったので、ショーの待ち時間中、店員さんの動きにも注目。常にお客様の動きを確認しながら行動されている目線にも気づき、とても勉強になりました。
機械捺染について知れたのも、この企画のおかげ。明治後期に京都へ伝わった機械技術なんですが、ローラーへの彫刻具合によって、織ったような絣の柄を当時から再現できていたことに驚きました。新しいものばかりに目を向けるのではなく、古いものでも「今に生かせるのでは?」という目線で見ることが大切。それが伝統を受け継いでいくことにもつながると感じました。日本の古典柄についても学び、それを自分流にアレンジした生地のデザインもしたいと思ったので、今後さらに勉強していくつもりです。
 

Ladies バックナンバー